2019/06/19

台東大学卒業式で、ダブルディグリー制度による仙台大学体育学部の学位取得者に学位記を授与



 6月15日、朴澤理事長が台東大学卒業式に出席し、同大学からの留学生であった謝智陽さんおよび林姿?さんに、仙台大学の学位記を授与しました。
 卒業式では、卒業生は、男女とも、レンタルの同一式服を着用して式に臨み、各学科卒業代表以外に、成績優秀者、品行方正模範等の学生も表彰を受けておりました。表彰者が、被表彰者の学生が被る式帽を飾るリボンの場所を、右側から左側に手で移してやることが、学位取得の証の由で、興味深い景色でした。
 
 

台東大学のHPに掲載された報道の日本語訳を転載します。
(台東大学HPより)


 卒業の季節がやってきました。台東大学で本日108期生の卒業式が開催されました。今年は2名の学生が台東大学および日本仙台大学のダブルディグリーを取得されたことも注目となりました。
 今年2名のダブルディグリーを取得した学生は、体育学科の謝智陽さんおよび運動競技学科の林姿?さんでした。日本 仙台大学の理事長 朴澤泰治 先生がこの2名の学生の卒業証書を授与するためにわざわざ日本からお越しくださりました。仙台大学在学の2年間、林さんは、仙台大学においてスポーツマネジメントを専攻とし、謝さんは、コーチングについて学びました。
 仙台大学朴澤泰治理事長より、今年卒業された2名の学生が、修学期間中に仙台大学の開学50周年国際イベントに迎えられ台湾原住民踊りを披露し、彩を添えて頂きましたと紹介がありました。理事長からは、2名の学生に卒業証書を授与するとともに、仙台大学からの祝福および今後のご活躍を期待するとの言葉を頂戴致しました。
 運動競技学科の林さんは、「大学からの支援により仙台大学に修学する機会を得ることができて、感謝します。仙台大学で修学した2年間では沢山の収穫があり、学業面だけではなく、人との接することや問題解決力などを身につくことができました」と話していました。また、林さんは、在学中に規定課程を修め日本語2級検定試験にも合格しました。彼女は、「日本の文化を含め、自分が体験したことをみんなに伝えたい、それに、今回、仙台大学理事長より卒業証書を授与されたことを大変光栄に思う」と話しました。
 
<< 戻る

関連記事