2026/09/16

全日本インカレ王者に聞く!成長の舞台裏

個人総合1位・小野涼城さん×跳馬1位・宮本高慶さんインタビュー

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左から宮本さん、小野さん=仙台大学体操場


 令和8年8月22日(土)~8月25日(火)に行われた「第80回全日本学生体操選手権大会」で、小野凉城さん(体育学科4年―栃木・作新学院高校出身)が個人総合1位、宮本高慶さん(体育学科1年―宮城・仙台大学附属明成高等学校出身)が跳馬1位という結果を収めた。
 それぞれの種目で頂点に立った2人が大会に向けてどのような準備を重ね、本学体操部での競技生活を通してどのように成長してきたのか。大会を終えた今の率直な思いをはじめ、これまでの歩み、そしてこれからの目標について話を聞いた。
 
大会を振り返って

Q:大会を終えて、今の率直な気持ちを教えてください。

小野さん:春先から「個人総合優勝」をずっと目標に掲げて取り組んできました。これまで目指してきた目標を実際に達成できたのは今回が初めてだったので、嬉しい気持ちでいっぱいです。

宮本さん:個人総合では悔しさが残る大会でしたが、得意種目である「跳馬」に関しては、自分の力をしっかりと発揮しきることができたと感じています。


Q:大会に向けて、特に意識して取り組んだことは何でしょうか?

小野さん:チームとして「団体優勝」を目標として掲げており、団体戦で結果を出すためには、個々の演技で失敗しない「美しさ・確実性」が求められます。自分はキャプテンという立場でもあるので、チームメイトに言葉だけでなく行動や背中で示し、チーム全体を引っ張っていけるような練習を心がけてました。

宮本さん:1年生なので最初は練習の進め方などに戸惑うこともありましたが、高校時代よりも意識して声を出し、チームの雰囲気を盛り上げるように意識して取り組みました。

 
本学での学びと「自分自身の変化・成長」

Q:今回の結果につながった努力や、成長のきっかけとなった経験はありますか?

小野さん:4月の「第80回全日本体操個人総合選手権」で思うような結果が出ず、悔しい経験をしました。そこから生活習慣や人間性を見直し、睡眠時間の規則化や整理整頓など、日常生活を整えることを意識した結果、競技にも良い変化が現れました。

宮本さん:高校時代は結果を求めすぎて、体操を楽しめていない部分がありました。大学では「自分が一番楽しめる体操をしよう」と考えるようになり、その気持ちの変化が今回の結果や成長につながったと感じています。


Q:大学での授業は、日々の競技にどう活かされていますか?

小野さん:「運動生理学」や「スポーツ栄養学」を通して、効果的なトレーニングや栄養摂取について学べたことが結果につながっています。食事面でも、正しくエネルギーを摂取しながら体重とコンディションを管理する知識が身につきました。

宮本さん:メンタル面やコンディション調整について学べたことが結果につながっていると感じています。また、同じ競技を理解してくれる先輩や同期に相談しやすく、精神的にも恵まれた環境で成長できています。


 
「憧れられる選手へ」さらなる高みを目指す二人の挑戦

Q:今後の目標を教えてください。

小野さん:チームとしては、12月に三重県で開催される「第80回全日本体操団体選手権・第80回全日本体操種目別選手権」で表彰台を目指し、個人では、種目別の「跳馬」と「ゆか」で表彰台を目指します。また、卒業後も競技を継続し、オリンピックという世界の舞台で金メダルを目指して頑張りたいです。

宮本さん:まずは12月の「第80回全日本体操団体選手権・第80回全日本体操種目別選手権」で、自分の強みである「跳馬」でチームに貢献し、表彰台を目指し、個人でも日本一を目指していきます。


Q:これから、どのような選手・人になりたいですか?

小野さん:「小野選手みたいになりたい」と憧れてもらえる選手になりたいです。体操の技術だけでなく、私生活や人としての振る舞いも含めて、周囲から目標にしてもらえる、「人間性にも優れた選手」を目指します。 

宮本さん:主将の小野さんのように、背中でチームを引っ張っていける存在になりたいです。今はまだ「跳馬」が自分の中心競技ですが、いずれは6種目すべてで「宮本はすごい」と言われるような選手を目指します。
 

これからの目標を掲げる2人


 競技力だけでなく、日々の生活や心の成長を大切にしながら、さらなる高みを目指す小野さんと宮本さん。
 本学での学びや経験を胸に、12月の「第80回全日本体操団体選手権・第80回全日本体操種目別選手権」、そしてその先の大きな目標へ挑戦を続けていく。


 
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