2025/10/21

国スポ混合リレーで大会新記録!仙台大陸上競技部・金森瑛選手インタビュー

成年男子300mで堂々の2位入賞を果たした金森瑛選手(左から2人目)


 10月7日に滋賀県彦根市で行われた第79回国民スポーツ大会「わたSHIGA輝く国スポ」の陸上競技。最終日に行われた注目種目「成年少年男女混合1600メートルリレー」で、福島県代表チームが大会新記録となる3分18秒67をマークし、栄冠を勝ち取りました。
 優勝の立役者の一人が、本学陸上競技部の金森瑛さん(体育学科4年)です。第3走者としてチームを逆転に導いた金森さんは、高校生から社会人まで世代を超えて集ったチームの中で、力強く冷静な走りを披露し、優勝に大きく貢献しました。
 さらに、金森さんは成年男子300mでも32秒74の好記録をマークし、堂々の2位と健闘しました。
 今回、金森さんに大会や日々の練習について話を聞きました。
 
 

日々トレーニングに励む金森瑛選手

 

「努力の積み重ねと強い意志──逆転の3走に込めた想い」

Q.大会新記録での優勝と2位、おめでとうございます!特に力を入れている練習メニューやルーティンは?
(金森)スタートから中盤の加速など、短距離の基礎を徹底的に磨くことを意識しています。どんな状況でも自分の走りをすることを大切にし、毎日の練習を積み重ねています。
 
Q.リレーの第3走者として、レース中に意識していたことは?
(金森)とにかく前を捉えることだけを考えていました。「福島代表として絶対に勝つ」という強い気持ちで走りました。
 
Q.大会で力を発揮するために、どんな準備をしていますか?
(金森​)日頃から本番を意識して練習しています。体のケアも欠かさず、常にベストな状態で走れるように準備しています。
 
Q.苦しい時期をどのように乗り越えましたか?
(金森​)前半シーズンはケガで走れず悔しい思いをしましたが、「必ず復帰して勝つ」という気持ちを支えに、地道に努力を続けてきました。
 
Q.3走でのバトン、どんな気持ちで受け取りましたか?
(金森​)「ここで流れを変える」と強い気持ちで受け取りました。
Q.あのコーナリング、見事でした!
(金森​) コーナーではスピードを落とさず、自分の強みを最大限に出せたと思います。
 
Q.優勝が決まった瞬間の気持ちは?
(金森​) 全ての努力が報われた瞬間でした。チームメイトと喜びを分かち合えて、本当に嬉しかったです。
 
Q.チームとの関係性は?
(金森​)世代を超えて支え合える最高のチームです。お互いの走りを信じ合える関係が、今回の結果につながったと思います。
 
Q. 今後の目標は?
(金森​) 個人としても全国の舞台で優勝し、福島代表としてさらに結果を残せる選手になりたいです。そして将来的には、日本代表として世界と戦える走りを目指します。

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