科目ナンバリングE-EPE421J-02
科目コード967220
科目名特別支援教育論(幼児)
科目名(英語)Special Needs Education Theory (Infants)
学科子ども運動教育学科
学年3年
学期集中
授業形態講義
必修・選択の別
単位数2
担当教員原 新太郎
大村 一史
開講の別オムニバス開講


実務経験の有無
1 「どのような実務経験を持つ教員か」大学(教育学部)で、特別支援教育に関わる科目を担当している
2 「実務家経験がどのようにこの科目と関連するか」障害特性やその支援について指導できる
3 「実務家経験の科目への活かし方」障害に関して、最新の情報と幅広い知見で指導ができる
授業の概要
幼稚園、保育所等における特別な支援を必要とする幼児の障害特性やその教育課程、支援の方法等を具体的に概説する。
DPとの関連性
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体育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
体育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=1181&name=taiiku
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健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。
健康福祉学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=1206&name=kenhuku
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スポーツ栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ栄養学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=1312&name=eiyo
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スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ情報マスメディア学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=1793&name=media
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現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。
現代武道学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=1366&name=gbd
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子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
子ども運動教育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=1331&name=kdm
アクティブ・ラーニングについて
課題解決型学習(PBL)
反転学習
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
授業の一般目標
(1)特別の支援を必要とする幼児の障害の特性と心身の発達
(2)障害のある幼児に対する教育課程や支援の方法
(3)特別の教育的ニーズのある幼児の学習上又は生活上の困難とその対応 
等々について理解する。
授業の履修目標
対象領域内容
認知的領域障害者に関わる概念や障害の特性について記述できる。
十分に特別支援教育にかかる教育課程や現状について説明できる。
情意的領域十分に障害のある幼児の指導や支援に関心を持ち、積極的に関わろうとすることができる。
技能表現的領域
授業の到達目標
対象領域内容
認知的領域障害者に関わる概念や障害の特性について記述できる。
特別支援教育にかかる教育課程や現状について説明できる。
情意的領域障害のある幼児の指導や支援に関心を持ち、積極的に関わろうとすることができる。
技能表現的領域
ルーブリック
評価項目評価基準
十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている十分に達成している
【履修目標】
おおむね達成している最低限達成している
【到達目標】
達成していない
不可・放棄
幼児にみられる様々な障害について理解する。
障害に応じた支援の仕方を概
説できる。
幼児期にみられる障害(7障害+発達障害)の障害特性をおおむね理解した上で、それぞれの内容について説明することができ
る。
幼児期にみられる障害(7障害+発達障害)の障害特性をおおむ
ね理解している。
幼児期にみられる発達障害の障害特性をおおむね理解している。幼児期にみられる障害(感覚障害や肢体不自由など)の障害特性をおおむね理解している。幼児期にみられる障害(感覚障害や肢体不自由など)の障害特性が理解不十分である。
障害に応じた支援の仕方を説明できる。障害に応じた支援の仕方を障害特性をもとに考え、個別の実態に応じた内容について説明できる。障害に応じた支援の仕方を障害特性をもとに考えて、説明でき
る。
障害に応じた支援の仕方を障害特性をもとに考えることができ
る。
障害に応じた支援の仕方を障害特性をもとに考えることはできる。他に発表することは難しい。障害に応じた支援の仕方を障害特性をもとに考えることが難し
い。
障害のある幼児の親や家族の心情をしり、連携の仕方を考えることができる。障害のある幼児を持つ親や家族の心情を思い、困り感を共有することができ、親との連携の仕方を多面的に捉えて、具体的に考えることができる。障害のある幼児を持つ親や家族の心情を思い、困り感を共有することができる。このことをもとに親との連携の仕方を具体的
に考えることができる。
障害のある幼児を持つ親や家族
の心情を思い、困り感を共有することができ、親との連携を考えることができる。
障害のある幼児を持つ親や家族の心情を思い、困り感を共有することができる。親や家族との連携の仕方までは考えることが難しい。障害のある幼児を持つ親や家族の心情を思い、困り感を共有す
ることが難しい。
障害特性を整理し、支援の仕方等を発表できる。障害に応じた支援の仕方を障害特性をもとに考えて、具体的な支援の仕方等を説明できる。障害に応じた支援の仕方を障害特性をもとに考えて、説明でき
る。
障害に応じた支援の仕方を障害特性をもとに考えることはでき
る。
障害に応じた支援の仕方を障害特性をもとに考えることはできる。他に発表することは難しい。障害に応じた支援の仕方を障害特性をもとに考えることが難し
い。
授業計画(全体)
各授業テーマに沿った資料を用いた講義が中心となる。より理解を深めるための視聴覚教材を活用する。
特別支援教育の全般について,幼児を中心に①障害の捉え方②対象③教育課程④教育制度⑤最新の話題などのテーマから概説する。
授業計画(各回のテーマ等)
Noテーマ内容オンライン授業授業外学修時間数
1.オリエンテーション(原)授業の目標と進め方,成績評価について
特別な支援を必要とする幼児とは
シラバスを熟読すること4
2. 障害の考え方について(原)ICF(国際生活機能分類)における障害の捉え方について解説する。ICFついて事前に調べておくこと4
3.幼稚園・保育所に在籍する特別の教育的ニ
ーズのある幼児とその対応(原)
幼稚園・保育所で問題とされる特別のニーズのある幼児の特性とそれに応じた対応の仕方を考える。幼稚園・保育所の特別な教育的
ニーズについて調べておくこと
4
4.特別支援教育の理念と仕組みについて(原)特別支援教育の理念とそこで生まれた教育の仕組み等について,文科省の通知文から読み解く。従来の特殊教育について事前に調べておくこと4
5.インクルーシブ教育と特別支援教育について(原)障害者権利条約において提唱されたインクルーシブ教育システムの構築と特別支援教育の関係について解説する。障害者権利条約について,事前に調べておくこと4
6.特別支援教育の教育課程について(原)特別支援教育における教育課程について、通常の教育との相違点から解説する。通常の教育における教育課程について、事前に調べておくこと4
7.自立活動について(原)特別支援教育の最大の特徴ともいえる自立活動という領域について解説する。教育課程における領域について事前に調べておくこと4
8.特別支援学校と特別支援学級(原)連続した学びの場の例として特別支援学校と特別支援学級について解説する。学校や学級の法的根拠を教職六法で、調べておくこと4
9.通常の学級と通級指導教室について(原)連続した学びの場の例として通常の学級と通級指導教室について解説する。通級指導教室の法的根拠について教職六法で、調べておくこと4
10.特別支援学校に通う幼児の特性(大村)特別支援学校の就学対象となる幼児の特性について解説する。特別支援学校の教育目的について事前に調べておくこと4
11.幼稚園・保育所等に在籍する学習障害について(大村)学習障害の障害特性とその対応について解説する。学習障害の定義について、調べておくこと4
12.幼稚園・保育所等に在籍する注意欠陥多動
性障害について(大村)
注意欠陥多動性障害の障害特性とその対応等について解説する。注意欠陥多動性障害の定義について、調べておくこと4
13.幼稚園・保育所等に在籍する自閉症スペクトラ
ム障害について(大村)
自閉症スペクトラム障害の障害特性とその対応等について解説する。自閉症スペクトラム障害の定義について、調べておくこと4
14.個別の指導計画と個別の教育支援計画につ
いて(腹)
個別の指導計画と個別の支援計画について、その内容について確認し相違点について解説する。通常の学級における引き継ぎについて事前に調べておくこと4
15.特別支援教育コーディネーターの役割(腹)特別支援教育コーディネーターの役割について解説する。教員の校務分掌について事前に調べておくこと4
成績評価方法(方針)
試験は、期末に1回実施する。期末試験の成績(90%)に、日常的な授業への取り組み等(10%)を加えて評価する。
6回以上の欠席者は評価の対象とせず、放棄と見なす。
成績評価方法(詳細)
到達目標\評価方法認知的領域情意的領域技能表現的領域評価割合(%)
定期試験90%
授業内レポート
授業外レポート
演習・実技
授業態度10%
出席欠格条件
レポートの実施・返却(方針)
テストや提出されたレポートは解説しながら返却する。
履修上の注意(受講学生に望むこと)
・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。
幼稚園教諭免許希望者に限る。
・2/3以上の出席がない学生は単位を修得することが出来ない。
・授業態度が悪い学生に対しては、成績評価から減点する。
・20分以上の遅刻は欠席とみなす。 
・この授業は、教員としての基礎理論として位置づけされており、教職の必修科目であることを自覚した上で受講すること。
関連科目
幼稚園教諭関係科目
教科書
書名著者出版社出版年
01幼稚園教育要領(最新版)
参考書
書名著者出版社出版年
01内閣府 幼保連携型こども園教育・保育要領
解説(最新版)
オフィスアワー
非常勤講師のため連絡は教育企画課を通して行うこと。
GCR
大村一史先生 lockzi6 、 原新太郎先生 nssrtkg
その他
備考
感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、
大学の指示に従い受講して下さい。