科目ナンバリングT-EPE442J-01
科目コード555130
科目名幼稚園教育実習Ⅰ(事前・事後指導)
科目名(英語)Kindergarten Education Practicum I (Pre- and Post-Instruction)
学科子ども運動教育学科
学年3年
学期後期
授業形態講義
必修・選択の別
単位数1
担当教員小石 俊聡
庄子 佳吾
宮田 洋之
開講の別同時開講


実務経験の有無
1 「どのような実務経験を持つ教員か」小学校/幼児体育外部講師および幼稚園専任体育教諭/国立青少年教育施設における実務経験を有する。
2 「実務家経験がどのようにこの科目と関連するか」実務経験を活かし、幼稚園現場における実践と研究を融合した視点から、学生が実習で最大限の学びを得られるよう支援する。特に、実習前の不安軽減と実習中の課題解決、実習後の深い学びへと繋がるよう、事前・事後指導を丁寧に行う。
3 「実務家経験の科目への活かし方」実務経験に基づく具体的な事例を提示することで、実習で起こりうる問題や課題への対応力を養う。また、学生との対話を重視した指導を行い、一人ひとりの成長段階に合わせたきめ細やかな支援を心がける。
授業の概要
本授業では、4年次の幼稚園教育実習Ⅱの事前および事後指導を行う。幼稚園教育実習の意義と目的を理解し、実習生としての心構えや、実習におけるマナー、リスクマネジメントについて理解を深める。また、実習を通して、幼児理解や指導技術を向上させるための指導や、実習の記録、指導案作成、自己評価等の方法について実践的に学ぶ。さらに、実習後は、幼稚園教育実習で得た学びや自己評価をふまえ、今後の課題を明確にする。
DPとの関連性
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体育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
体育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=892&name=taiiku
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健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。
健康福祉学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=917&name=kenhuku
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スポーツ栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ栄養学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=1023&name=eiyo
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スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ情報マスメディア学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=1504&name=media
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現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。
現代武道学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=1077&name=gbd
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子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
子ども運動教育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=1042&name=kdm
アクティブ・ラーニングについて
課題解決型学習(PBL)
反転学習
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
授業の一般目標
幼稚園教育実習の意義と目的を理解し、実習生としての自覚と責任を持って実習に臨む態度を養う。実習における留意事項や必要な準備について理解し、実践的な指導技術を習得する。また、実習の記録や自己評価を通して、自らの学びを深め、今後の課題を明確にする。
授業の履修目標
対象領域内容
認知的領域幼稚園教育実習の意義と目的、実習生の役割と責任、実習における留意事項を具体例を交えて詳細に説明できる。
情意的領域幼稚園教諭としての自覚と責任を持ち、強い意欲と熱意を持って教育実習に取り組み、自己の成長に繋げることができる。
技能表現的領域幼稚園教育実習に必要な知識・技術を習得し、実習の事前準備を適切かつ効果的に行うことができる。また、実習の学びを整理・分析し、客観的な自己評価に基づいて、今後の課題を明確にし、具体的な改善案を提示できる。
授業の到達目標
対象領域内容
認知的領域幼稚園教育実習の意義と目的、実習生の役割と責任、実習における留意事項を理解し、説明できる。
情意的領域幼稚園教諭としての自覚と責任を持ち、意欲的かつ積極的に教育実習に取り組むことができる。
技能表現的領域幼稚園教育実習に必要な知識・技術を習得し、実習の事前準備、実践、記録、自己評価を適切に行うことができる。
ルーブリック
評価項目評価基準
十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている十分に達成している
【履修目標】
おおむね達成している最低限達成している
【到達目標】
達成していない
不可・放棄
幼稚園教育実習の意義と目的、実習生の役割と責任、実習における留意事項の理解多角的な視点から、具体例を交えつつ、自身の意見も踏まえて、幼稚園教育実習の意義と目的、実習生の役割と責任、実習における留意事項を論理的に説明できる。自身の体験や考えを交え、具体例を示しつつ、幼稚園教育実習の意義と目的、実習生の役割と責任、実習における留意事項を論理的に説明できる。幼稚園教育実習の意義と目的、実習生の役割と責任、実習における留意事項を理解し、説明できる。幼稚園教育実習の意義と目的、実習生の役割と責任、実習における留意事項を理解し、部分的に説明できる。幼稚園教育実習の意義と目的、実習生の役割と責任、実習における留意事項をほとんど理解できない、または、課題に取り組まない。
幼稚園教諭としての自覚と責任、実習への意欲多角的な視点から、自身の意見も踏まえて、幼稚園教諭としての自覚と責任を持ち、強い意欲と熱意を持って教育実習に取り組み、自己の成長に繋げることができる。自身の体験や考えを交え、具体例を示しつつ、幼稚園教諭としての自覚と責任を持ち、強い意欲と熱意を持って教育実習に取り組み、自己の成長に繋げることができる。幼稚園教諭としての自覚と責任を持ち、意欲的かつ積極的に教育実習に取り組むことができる。幼稚園教諭としての自覚と責任を持ち、教育実習に取り組むことができる。幼稚園教諭としての自覚と責任をほとんど持てない。または、意欲的かつ積極的に教育実習に取り組めない。
実習の準備、実践、振り返りの技能と自己課題の明確化多角的な視点から、自身の意見も踏まえて、幼稚園教育実習に必要な知識・技術を習得し、実習の事前準備を適切かつ効果的に行うことができる。また、実習の学びを整理・分析し、客観的な自己評価に基づいて、今後の課題を明確にし、具体的な改善案を提示できる。自身の体験や考えを交え、具体例を示しつつ、幼稚園教育実習に必要な知識・技術を習得し、実習の事前準備を適切かつ効果的に行うことができる。また、実習の学びを整理・分析し、客観的な自己評価に基づいて、今後の課題を明確にし、具体的な改善案を提示できる。幼稚園教育実習に必要な知識・技術を習得し、実習の事前準備を適切に行うことができる。また、実習の学びを整理し、自己評価に基づいて、今後の課題を明確にすることができる。幼稚園教育実習に必要な知識・技術を習得し、実習の事前準備を部分的に行うことができる。また、実習の学びを整理し、自己評価に基づいて、今後の課題を部分的に明確にすることができる。幼稚園教育実習に必要な知識・技術をほとんど習得できない、または、実習の事前準備をほとんど行うことができない。また、実習の学びを整理できず、自己評価に基づいて、今後の課題を明確にすることができない。
授業計画(全体)
本授業は、幼稚園教育実習の事前・事後指導を行う。幼稚園教育実習の意義と目的を理解し、実習生の役割と責任、幼児理解の視点、実習日誌の記録の仕方等を学ぶ。部分・責任実習の指導案作成や模擬保育等を通して実践力を高める。実習後は、報告会と自己評価を通して学びを深め、自己課題を明確にする。本科目の単位取得は、幼稚園教育実習Ⅱの履修条件である。
授業計画(各回のテーマ等)
Noテーマ内容オンライン授業授業外学修時間数
1.幼稚園教育実習の概要と目的幼稚園教育実習の全体像、幼稚園教育実習の目的について理解する。事前課題(幼稚園教育実習全般に関する文献調査、自己目標の設定等)に取り組み、実習への心構えを養う。1時間
2.実習生の役割と責任実習生の役割と責任、実習におけるマナー、実習におけるリスクマネジメントについて理解する。担当教員から指定された事前課題に取り組み、実習への準備を整える。1時間
3.幼児理解の視点と適切な支援幼児理解の視点と適切な支援について、これまでの学びと関連づけながら理解を深める。事前課題として、実習に関連する法令や通知、ガイドライン等(「幼稚園教育要領」等)を熟読する。1時間
4.観察・参加実習の意義と目的観察・参加実習の意義と目的について理解し、その具体的な方法について理解を深める。事前課題として、実習に関連する法令や通知、ガイドライン等(「幼稚園教育要領」等)を熟読する。1時間
5.幼稚園教育実習の実際(1)幼稚園教育実習の概要(実習先、期間、内容等)を理解する。実習で活用する保育教材(手遊び、絵本、紙芝居等)を作成し、模擬保育を通して実践力を高める。1時間
6.幼稚園教育実習の実際(2)幼稚園教育実習における自己の課題を明確にし、具体的な目標を設定する。実習で活用する保育教材(手遊び、絵本、紙芝居等)を作成し、模擬保育を通して実践力を高める。1時間
7.実習日誌の記録の意義と重要性実習日誌を記録することの意義と重要性について理解する。実習で活用する保育教材(手遊び、絵本、紙芝居等)を作成し、模擬保育を通して実践力を高める。1時間
8.実習日誌の書き方実習日誌の具体的な書き方について理解する。実習で活用する保育教材(手遊び、絵本、紙芝居等)を作成し、模擬保育を通して実践力を高める。1時間
9.教材の吟味と環境構成のあり方教材の吟味と、年齢に応じた環境構成のあり方について理解する。実習での指導案について検討する。1時間
10.部分・責任実習の意義と目的部分・責任実習の意義と目的について理解する。実習での指導案について検討する。1時間
11.指導計画の重要性の理解指導計画の作成の仕方、指導案の検討について理解する。実習での指導案について検討する。1時間
12.指導計画案の作成指導計画案の作成について、教員と協議しながらより良いものへと修正する。実習での指導案について検討する。1時間
13.実習に向けた課題確認実習に向けて、自己の課題を確認し、その課題を解決するための手立てを検討する。実習に向けて、自己の課題を明確にし、その課題を解決するための手立てを検討する。1時間
14.実習体験の共有化と発表幼稚園教育実習での学びを報告する実習で学んだ内容を指導案、自己評価等を用いて整理し、報告会に向けて準備を行う。1時間
15.評価に基づく個別指導幼稚園教育実習の評価を行い、評価に基づいて、自己の課題を明確にする。実習で学んだ内容を指導案、自己評価等を用いて整理し、自己評価を行う。1時間
成績評価方法(方針)
授業への取組状況(40%)、実習状況・実習日誌(30%)、実習報告(30%)で総合的に成績評価を行う。
成績評価のためには2/3以上の出席が必要である。
なお、幼稚園教育実習に参加する者は、本科目を 受講し、単位を取得しなければ、実習に参加することはできない。
成績評価方法(詳細)
到達目標\評価方法認知的領域情意的領域技能表現的領域評価割合(%)
定期試験----
授業内レポート----
授業外レポート30%
演習・実技40%
授業態度30%
出席欠格条件
レポートの実施・返却(方針)
授業での発表や提出物については、担当教員が必要に応じてコメント、助言、指導を行う。
レポート等については、担当教員が精査し、コメントを付して返却する。
履修上の注意(受講学生に望むこと)
・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。
・「幼稚園教育実習Ⅰ(事前・事後指導) 」は、「幼稚園教育実習Ⅱ」と科目連動しているため、どちらか一方の科目が合格点に満たなかった場合、原則として、両科目とも不合格となる(幼稚園教育実習Ⅱに参加するためには、本科目を 受講し、単位を取得することが必須条件となる)。
・幼稚園教育実習Ⅰ(事前・事後指導) は、4年次の幼稚園教育実習Ⅱでの学びを最大化するための重要な授業である。授業には主体的に参加し、不明な点は積極的に質問すること。
・事前指導で学んだことを実習で実践し、事後指導で深く振り返ることで、学びを自分のものにすることができる。
・実習における疑問や悩みは、担当教員に積極的に相談すること。
・実施上の都合により、進行順や教材を変更する場合がある。
関連科目
幼稚園教育実習Ⅱ
教科書
書名著者出版社出版年
01改訂版 幼稚園・保育所・認定こども園実習 パーフェクトガイド小櫃智子・守巧・佐藤 恵・小山朝子わかば社2023
02改訂版 実習日誌・実習指導案 パーフェクトガイド小櫃智子・田中君枝・小山朝子・遠藤純子わかば社2023
03教育実習の手引き宮城県幼稚園教育実習連絡協議会
参考書
書名著者出版社出版年
01幼稚園教育要領解説文部科学省フレーベル館2018
02幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説内閣府・文部科学省・厚生労働省フレーベル館2018
オフィスアワー
庄子佳吾:[前期]月曜日12:40-14:10/[後期]火曜日12:40-14:10
宮田洋之:[前期]水曜日12:40-14:10/[後期]水曜日12:40-14:10
小石俊聡:[前期]月曜日10:20-11:50/[後期]木曜日10:20-11:50
GCR
eyejqgr
その他
備考
感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、
大学の指示に従い受講して下さい。