科目ナンバリングE-PEC011J-01
科目コード553120
科目名保育原理
科目名(英語)Principles of Childcare
学科子ども運動教育学科
学年1年
学期後期
授業形態講義
必修・選択の別
単位数2
担当教員庄子 佳吾
開講の別単独開講


実務経験の有無
1 「どのような実務経験を持つ教員か」国立青少年教育施設における実務経験を有する。
2 「実務家経験がどのようにこの科目と関連するか」実務経験を活かし、現代社会における子どもの育ちを取り巻く環境や、保育者に求められる役割、国や自治体の政策等、実践と研究を融合した視点から授業を展開する。
3 「実務家経験の科目への活かし方」単なる知識の伝達に留まらず、実務経験に基づく具体的な事例を提示したり、学生との対話を重視した双方向的な授業を行い、保育の現状と課題を自分事として捉えられるよう導く。
授業の概要
本授業では、保育の理念や概念、子どもの最善の利益、保育の社会的役割など、保育の本質を理解する。また、子ども家庭福祉の法体系における保育の位置付けや関係法令、子ども・子育て支援新制度、保育所保育指針など、保育に関する制度や現状を学ぶ。さらに、諸外国と日本の保育の思想や歴史的変遷を比較し、現代の保育の課題を考察する。保育士を志す学生として必要な基礎的知識を習得し、実践への意欲を高めることを目指す。
DPとの関連性
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体育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
体育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=865&name=taiiku
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健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。
健康福祉学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=890&name=kenhuku
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スポーツ栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ栄養学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=996&name=eiyo
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スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ情報マスメディア学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=1477&name=media
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現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。
現代武道学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=1050&name=gbd
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子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
子ども運動教育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=1015&name=kdm
アクティブ・ラーニングについて
課題解決型学習(PBL)
反転学習
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
授業の一般目標
保育の意義・目的、関連法規・制度、保育所保育指針の基本、保育の思想・歴史、現状と課題を理解し、保育士に求められる専門性と倫理観を身につけ、保育実践への意欲を高める。
授業の履修目標
対象領域内容
認知的領域保育所保育指針における保育の基本原則を具体例を交えて十分に説明できる。
情意的領域保育の現状と課題に強い関心を持ち、より良い保育のあり方について主体的に考察し、発表できる。
技能表現的領域保育における今日的な課題を多角的な視点から発見し、その解決に向けたプロセスを具体的かつ論理的に構想できる。
授業の到達目標
対象領域内容
認知的領域保育所保育指針における保育の基本原則を説明できる。
情意的領域保育の現状と課題に関心を持ち、より良い保育のあり方について考察できる。
技能表現的領域保育における今日的な課題を発見し、その解決に向けたプロセスを構想できる。
ルーブリック
評価項目評価基準
十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている十分に達成している
【履修目標】
おおむね達成している最低限達成している
【到達目標】
達成していない
不可・放棄
保育所保育指針における保育の基本原則諸外国や日本の保育の現状・課題、歴史や思想など、多角的な視点から、具体例を交えつつ、自身の意見も踏まえて、保育所保育指針における保育の基本原則について、論理的に説明できる。自身の体験や考えを交え、具体例を示しつつ、保育所保育指針における保育の基本原則について、論理的に説明できる。保育所保育指針における保育の基本原則について、説明できる。保育所保育指針における保育の基本原則について、部分的に説明できる。保育所保育指針における保育の基本原則について、ほとんど説明できない、または、課題に取り組まない。
保育の現状と課題諸外国や日本の保育の現状・課題、歴史や思想など、多角的な視点から、自身の意見も踏まえて、保育の現状と課題に対して強い関心を持ち、より良い保育のあり方について主体的に考察し、説得力のある発表ができる。自身の体験や考えを交え、具体例を示しつつ、保育の現状と課題に対して強い関心を持ち、より良い保育のあり方について主体的に考察し、発表できる。保育の現状と課題に関心を持ち、より良い保育のあり方について考察できる。保育の現状と課題に対して関心を持ち、より良い保育のあり方について部分的に考察できる。保育の現状と課題に対して、ほとんど関心を示さない、または、課題に取り組まない。
保育における今日的な課題解決へのプロセス諸外国や日本の保育の現状・課題、歴史や思想など、多角的な視点から、保育における今日的な課題を発見し、それらの課題に対しての多角的な解決策と、自身の意見も踏まえた具体的なプロセスを論理的に構想し、わかりやすく提示できる。自身の体験や考えを交え、具体例を示しつつ、保育における今日的な課題を発見し、それらの課題に対しての解決策とプロセスを論理的に構想し、提示できる。保育における今日的な課題を発見し、それらの課題に対しての解決策とプロセスを構想できる。保育における今日的な課題を発見し、それらの課題に対しての解決策とプロセスを部分的に構想できる。保育における今日的な課題を発見できない。もしくは発見できても解決策とプロセスをほとんど構想できない。また、課題に取り組まない
授業計画(全体)
本授業では、保育の理念・概念、子どもの最善の利益、社会的役割等の本質的理解を基盤に、関連法規・制度、保育所保育指針を学ぶ。さらに、諸外国と日本の保育の思想や歴史的変遷を比較し、現代の保育の課題を考察する。講義が主体だが、グループワークや視聴覚教材、体験学習等を取り入れ、子どもと保育の営みの理解が深まるようにする。また、ICTを活用した小テストを毎授業実施し、学習内容の定着を図る。
授業計画(各回のテーマ等)
Noテーマ内容オンライン授業授業外学修時間数
1.オリエンテーション:授業の目的と計画、評価の基準と方法授業の目的、計画、評価基準・方法、履修の心構えを説明する。予習としてシラバスを確認し、授業の全体概要の把握を、復習として当該授業の内容整理を行うこと。4時間
2.保育の意義及び目的①:保育の理念と概念保育の理念と概念について解説し、保育の本質的な意義を理解する。予習として教科書第1講の通読を、復習として当該授業の内容整理を行うこと。4時間
3.保育の意義及び目的②:保育の社会的役割と責任保育の社会的役割と責任について学び、保育者の使命を認識する。予習として教科書第2講の通読を、復習として当該授業の内容整理を行うこと。4時間
4.保育に関する法令及び制度①:子ども・子育て支援新制度と保育にかかわる関係法令子ども・子育て支援新制度と関連法令を理解し、保育制度を学ぶ。予習として教科書第3講の通読を、復習として当該授業の内容整理を行うこと。4時間
5.保育に関する法令及び制度②:保育の実施体系①保育所、幼保連携型認定こども園等の保育の実施体系を理解する。予習として教科書第4講の通読を、復習として当該授業の内容整理を行うこと。4時間
6.保育に関する法令及び制度③:保育の実施体系②家庭的保育事業等、多様な保育の実施体系について理解を深める。予習として教科書第4講の通読を、復習として当該授業の内容整理を行うこと。4時間
7.保育所保育指針における保育の基本①:保育所保育指針に基づく保育保育所保育指針の位置づけと意義を理解し、指針に基づく保育を学ぶ。予習として教科書第5講の通読を、復習として当該授業の内容整理を行うこと。4時間
8.保育所保育指針における保育の基本②:保育の目標と内容保育所保育指針における保育の目標と内容について理解を深める。予習として教科書第6講の通読を、復習として当該授業の内容整理を行うこと。4時間
9.保育所保育指針における保育の基本③:発達過程に応じた保育発達過程に応じた保育の重要性と、適切な環境構成について学ぶ。予習として教科書第8、9講の通読を、復習として当該授業の内容整理を行うこと。4時間
10.保育所保育指針における保育の基本④:子どもの理解に基づく保育の過程とその循環①子ども理解に基づく保育の過程とその循環について理解する。予習として教科書第10講の通読を、復習として当該授業の内容整理を行うこと。4時間
11.保育所保育指針における保育の基本⑤:子どもの理解に基づく保育の過程とその循環②計画・実践・記録・評価・改善の過程を通した保育の質の向上を学ぶ。予習として教科書第11講の通読を、復習として当該授業の内容整理を行うこと。4時間
12.保育の思想と歴史的変遷①:諸外国の保育の思想と歴史諸外国の保育の思想と歴史的変遷について理解を深める。予習として教科書第12講の通読を、復習として当該授業の内容整理を行うこと。4時間
13.保育の思想と歴史的変遷②:日本の保育の思想と歴史日本の保育の思想と歴史的変遷について学び、現代の保育と関連づける。予習として教科書第13講の通読を、復習として当該授業の内容整理を行うこと。4時間
14.保育の現状と課題①:諸外国の保育の現状と課題諸外国の保育の現状と課題について理解し、グローバルな視点を養う。予習として教科書第14講の通読を、復習として当該授業の内容整理を行うこと。4時間
15.保育の現状と課題②:日本の保育の現状と課題日本の保育の現状と課題を認識し、保育者としての課題意識を高める。予習として教科書第15講の通読を、復習として当該授業の内容整理を行うこと。4時間
成績評価方法(方針)
授業への取組状況・小テスト(30%)定期試験(70%)で総合的に成績評価を行う。
成績評価のためには2/3以上の出席が必要である。
成績評価方法(詳細)
到達目標\評価方法認知的領域情意的領域技能表現的領域評価割合(%)
定期試験70%
授業内レポート----
授業外レポート----
演習・実技----
授業態度30%
出席欠格条件
レポートの実施・返却(方針)
Google Classroom(GCR)を用いて、毎回の講義の質問や感想・コメントを受け付ける。
応答は基本的にGCR内で行うが、内容によっては、適宜授業の中でフィードバック(解説、講評等)を行う。
小テスト等については、適宜授業の中でフィードバック(解説、講評等)を行う。
履修上の注意(受講学生に望むこと)
・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。
・保育者を目指す者として、主体的に授業に参加し、積極的に発言・質問することを期待する。
・グループワークでは、協調性を持って、多様な意見を尊重しながら、活発に議論することを期待する。
・保育の現状に関心を持ち、新聞やニュース等を積極的に活用し、常に社会の動向に目を向けることが望ましい。
・実施上の都合により、進行順や教材を変更する場合がある。
関連科目
保育士資格・幼稚園教諭免許関連科目
教科書
書名著者出版社出版年
01新・基本保育シリーズ 1
保育原理
天野珠路・北野幸子編中央法規出版2019
参考書
書名著者出版社出版年
01保育所保育指針解説厚生労働省フレーベル館2018
02幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説内閣府・文部科学省・厚生労働省フレーベル館2018
03幼稚園教育要領解説文部科学省フレーベル館2018
オフィスアワー
火曜日12:40-14:10
GCR
lygovrv
その他
備考
感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、
大学の指示に従い受講して下さい。