科目ナンバリングE-PEC321J-03
科目コード541130
科目名子ども家庭支援論
科目名(英語)Child and Family Support Theory
学科子ども運動教育学科
学年2年
学期後期
授業形態講義
必修・選択の別
単位数2
担当教員庄子 佳吾
開講の別単独開講


実務経験の有無
1 「どのような実務経験を持つ教員か」国立青少年教育施設における実務経験を有する。
2 「実務家経験がどのようにこの科目と関連するか」実務経験を活かし、現代社会における子どもの育ちを取り巻く環境や、子どもと家庭への支援者に求められる役割、国や自治体の政策等、実践と研究を融合した視点から授業を展開する。
3 「実務家経験の科目への活かし方」単なる知識の伝達に留まらず、実務経験に基づく具体的な事例を提示したり、学生との対話を重視した双方向的な授業を行い、子ども家庭支援の現状と課題を自分事として捉えられるよう導く。
授業の概要
本授業では、子育て家庭に対する支援の理念や概念、子どもの最善の利益と家庭支援、支援者の社会的役割など、子ども家庭支援の本質を理解する。また、子ども家庭福祉の法体系における子ども家庭支援の位置付けや関係法令、子ども・子育て支援新制度など、支援に関する制度や現状を学ぶ。さらに、子育て家庭のニーズに応じた多様な支援の展開と関係機関との連携の実際を学び、現代の子ども家庭支援の課題を考察する。保育士を志す学生として必要な基礎的知識を習得し、実践への意欲を高めることを目指す。
DPとの関連性
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体育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
体育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=742&name=taiiku
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健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。
健康福祉学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=767&name=kenhuku
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スポーツ栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ栄養学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=873&name=eiyo
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スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ情報マスメディア学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=1354&name=media
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現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。
現代武道学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=927&name=gbd
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子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
子ども運動教育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=892&name=kdm
アクティブ・ラーニングについて
課題解決型学習(PBL)
反転学習
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
授業の一般目標
子ども家庭支援の意義と必要性、目的と機能を理解する。保育士による子ども家庭支援の意義と基本を理解する。また、子育て家庭の福祉を図るための社会資源や、子育て支援施策・次世代育成支援施策の推進を理解する。さらに、多様な支援の展開と関係機関との連携、子ども家庭支援に関する現状と課題について理解する。
授業の履修目標
対象領域内容
認知的領域子ども家庭支援の意義と必要性について具体例を交えて十分に説明することができる。
情意的領域保育士による子ども家庭支援の意義と基本を深く理解し、共感的態度と強い当事者意識を持って、子ども家庭支援に主体的に取り組むことができる。
技能表現的領域子育て家庭の福祉を図るための社会資源を深く理解し、地域の資源の活用方法や自治体・関係機関等との効果的な連携・協力方法を具体的に提示し、実践することができる。
授業の到達目標
対象領域内容
認知的領域子ども家庭支援の意義と必要性について説明することができる。
情意的領域保育士による子ども家庭支援の意義と基本を理解し、当事者意識をもって実践することができる。
技能表現的領域子育て家庭の福祉を図るための社会資源を理解し、地域の資源の活用と自治体・関係機関等との連携・協力を図ることができる。
ルーブリック
評価項目評価基準
十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている十分に達成している
【履修目標】
おおむね達成している最低限達成している
【到達目標】
達成していない
不可・放棄
子ども家庭支援の意義と必要性多角的な視点から、具体例を交えつつ、自身の意見も踏まえて、子ども家庭支援の意義と必要性について、論理的に説明できる。自身の体験や考えを交え、具体例を示しつつ、子ども家庭支援の意義と必要性について、論理的に説明できる。子ども家庭支援の意義と必要性について、説明できる。子ども家庭支援の意義と必要性について、部分的に説明できる。子ども家庭支援の意義と必要性について、ほとんど説明できない、または、課題に取り組まない。
保育士による子ども家庭支援の意義と基本多角的な視点から、自身の意見も踏まえて、保育士による子ども家庭支援の意義と基本を深く理解し、共感的態度と強い当事者意識を持って、子ども家庭支援に主体的に取り組むことができる。自身の体験や考えを交え、具体例を示しつつ、保育士による子ども家庭支援の意義と基本を深く理解し、共感的態度と強い当事者意識を持って、子ども家庭支援に主体的に取り組むことができる。保育士による子ども家庭支援の意義と基本を理解し、当事者意識を持って実践することができる。保育士による子ども家庭支援の意義と基本を理解し、当事者意識を持って部分的に実践することができる。保育士による子ども家庭支援の意義と基本に対して、ほとんど関心を示さない、または、実践しようとしない。
子育て家庭の福祉を図るための社会資源多角的な視点から、自身の意見も踏まえて、子育て家庭の福祉を図るための社会資源を深く理解し、地域の資源の活用方法や自治体・関係機関等との効果的な連携・協力方法を具体的に提示し、実践することができる。自身の体験や考えを交え、具体例を示しつつ、子育て家庭の福祉を図るための社会資源を深く理解し、地域の資源の活用方法や自治体・関係機関等との効果的な連携・協力方法を具体的に提示し、実践することができる。子育て家庭の福祉を図るための社会資源を理解し、地域の資源の活用と自治体・関係機関等との連携・協力を図ることができる。子育て家庭の福祉を図るための社会資源を理解し、地域の資源の活用と自治体・関係機関等との連携・協力を部分的に図ることができる。子育て家庭の福祉を図るための社会資源をほとんど理解できない。また、地域の資源の活用と自治体・関係機関等との連携・協力を図ることができない。
授業計画(全体)
本授業では、子ども家庭支援の意義、目的、機能を理解し、保育士による支援の意義と基本を学ぶ。また、子育て家庭の福祉を図るための社会資源や、関連する支援施策についても理解を深める。さらに、多様な支援の展開と関係機関との連携のあり方を学び、現代の子ども家庭支援の現状と課題を考察する。講義とグループワークを通して、実践力の育成を目指す。
授業計画(各回のテーマ等)
Noテーマ内容オンライン授業授業外学修時間数
1.子ども家庭支援の意義と必要性子ども家庭支援の意義と必要性について解説する。予習としてシラバスを確認し、授業の全体概要の把握を、復習として教科書第1章の通読を行うこと。4時間
2.子ども家庭支援の目的と機能子ども家庭支援の目的と機能について解説する。予習として教科書第2章の通読を、復習として当該授業の内容整理を行うこと。4時間
3.保育の専門性を活かした子ども家庭支援とその意義保育の専門性を活かした子ども家庭支援とその意義について解説する。予習として教科書第3章の通読を、復習として当該授業の内容整理を行うこと。4時間
4.子どもの育ちの喜びの共有子どもの育ちの喜びの共有について解説する。予習として教科書第4章の通読を、復習として当該授業の内容整理を行うこと。4時間
5.保護者及び地域が有する養育力の向上の支援保護者及び地域が有する子育てを自ら実践する力の向上に資する支援について解説する。予習として教科書第5章の通読を、復習として当該授業の内容整理を行うこと。4時間
6.保育者に求められる基本的態度保育士に求められる基本的態度(受容的関わり・自己決定の尊重・秘密保持等)について解説する。予習として教科書第6章の通読を、復習として当該授業の内容整理を行うこと。4時間
7.家庭の状況に応じた支援家庭の状況に応じた支援について解説する。予習として教科書第7章の通読を、復習として当該授業の内容整理を行うこと。4時間
8.地域の資源の活用と自治体・関係機関の連携・協力地域の資源の活用と自治体・関係機関等との連携・協力について解説する。予習として教科書第8章の通読を、復習として当該授業の内容整理を行うこと。4時間
9.子育て家庭の福祉を高める地域の社会資源子育て家庭の福祉を図るための社会資源について解説する。予習として教科書第9章の通読を、復習として当該授業の内容整理を行うこと。4時間
10.子育て支援施策・次世代育成支援施策の推進子育て支援施策・次世代育成支援施策の推進について解説する。予習として教科書第10章の通読を、復習として当該授業の内容整理を行うこと。4時間
11.子ども家庭支援の内容と対象子ども家庭支援の内容と対象について解説する。予習として教科書第11章の通読を、復習として当該授業の内容整理を行うこと。4時間
12.保育所等を利用する子どもの家庭への支援保育所等を利用する子どもの家庭への支援について解説する。予習として教科書第12章の通読を、復習として当該授業の内容整理を行うこと。4時間
13.地域の子育て家庭への支援地域の子育て家庭への支援について解説する。予習として教科書第13章の通読を、復習として当該授業の内容整理を行うこと。4時間
14.要保護児童及びその家庭に対する支援要保護児童等及びその家庭に対する支援について解説する。予習として教科書第14章の通読を、復習として当該授業の内容整理を行うこと。4時間
15.子ども家庭支援の現状と課題子ども家庭支援に関する現状と課題について解説する。予習として教科書第15章の通読を、復習として当該授業の内容整理を行うこと。4時間
成績評価方法(方針)
授業内レポート(70%)、期末レポート(30%)で総合的に評価する。
成績評価のためには2/3以上の出席が必要である。
成績評価方法(詳細)
到達目標\評価方法認知的領域情意的領域技能表現的領域評価割合(%)
定期試験----
授業内レポート70%
授業外レポート30%
演習・実技----
授業態度----
出席欠格条件
レポートの実施・返却(方針)
Google Classroom(GCR)を用いて、毎回の講義の質問や感想・コメントを受け付ける。
応答は基本的にGCR内で行うが、内容によっては、適宜授業の中でフィードバック(解説、講評等)を行う。
履修上の注意(受講学生に望むこと)
・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。
・本授業では、事前にGCRで配布する資料を確認した上で、授業内および授業外での課題に取り組むことが求められる。
・保育者を目指す者として、子ども家庭支援の専門家としての自覚を持ち、当事者意識を持って主体的かつ意欲的に学ぶことを期待する。
・講義で学んだ知識をもとに、子育て支援の現場で実際にどのような支援が行われているか、常に問題意識を持って情報収集することが望ましい。
・実施上の都合により、進行順や教材を変更する場合がある。
関連科目
保育士資格関連科目
教科書
書名著者出版社出版年
01子ども家庭支援論-保育の専門性を子育て家庭の支援に生かす-守巧編著・佐藤恵・齊藤崇・齊藤勇紀・松井剛太著萌文書林2021
参考書
書名著者出版社出版年
01保育所保育指針解説厚生労働省フレーベル館2018
02幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説内閣府・文部科学省・厚生労働省フレーベル館2018
オフィスアワー
火曜日12:40-14:10
GCR
5e4ldne
その他
備考
感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、
大学の指示に従い受講して下さい。