実務経験の有無 | | | | | 1 「どのような実務経験を持つ教員か」 | 児童相談所児童福祉司、通信制高校コーディネーター、スクールソーシャルワーカーの実務経験を有する。 | | | 2 「実務家経験がどのようにこの科目と関連するか」 | 児童相談所の児童福祉司、肢体不自由特別肢支援学校および公立通信制高校の特別支援コーディネーター、町教育委員会、高校、支援学校でのスクールソーシャルワーカーとして他の部門と連携・協働してきた。他職種との間で利用者支援という共通目標を達成するための「協働」という援助スタイルと関連する。 | | | 3 「実務家経験の科目への活かし方」 | 社会福祉士・精神保健福祉士の国家資格を有し、児童相談所の児童福祉司、肢体不自由特別肢支援学校及び公立通信制高校の特別支援コーディネーター、教育委員会、高校、支援学校でのスクールソーシャルワーカーとして、困難な状況にある子どもたちを支援してきた経験を授業の中で、事例をまじえた説明に生かすことができる。 | | |
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授業の概要 | | 現代社会における社会的養護の意義や役割について体系的に学ぶ。社会的養護の理念・制度の体系を理解し、社会的養護の現状や課題、子どもや家庭を支援する方法について理解を深める |
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DPとの関連性 | | |
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体育学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=633&name=taiiku |
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. | | 健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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健康福祉学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=658&name=kenhuku |
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. | | スポーツ栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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スポーツ栄養学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=764&name=eiyo |
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. | | スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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スポーツ情報マスメディア学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=1245&name=media |
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. | | 現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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現代武道学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=818&name=gbd |
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. | | 子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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子ども運動教育学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=783&name=kdm |
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アクティブ・ラーニングについて | | | | | 課題解決型学習(PBL) | | | | 反転学習 | | | | ディスカッション | | | | ディベート | | | | グループワーク | ■ | | | プレゼンテーション | | | | 実習 | | | | フィールドワーク | | | |
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授業の一般目標 | | 社会的養護の背景や現状を踏まえたうえでその基本理念について理解を深めることを目的とする。子ども家庭福祉従事者として、子どもがもっている力を信じ、子どもと家庭を見守りながら、その権利を護ることができる柔らかなまなざしと強い使命感、ゆるぎない人権意識を身につけることの意義について考えるとともに、その具体的な実践についても学ぶ。 |
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授業の履修目標 | | | | | | 対象 | 領域 | 内容 | | | | ■ | 認知的領域 | 社会的養護の理念を十分に理解し、その意義や制度体系について自分の言葉で説明できる。 | | | | ■ | 情意的領域 | 社会的養護の領域と概要について十分に理解し、施設実習での目標と課題を適切に設定することができる。 | | | | ■ | 技能表現的領域 | 保育士に必要なソーシャルワークの技術を十分に修得し、子どもの権利擁護を踏まえた子どもとの関わりについて説明できる。 | | | |
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授業の到達目標 | | | | | | 対象 | 領域 | 内容 | | | | ■ | 認知的領域 | 社会的養護の理念を理解し、その意義や制度体系について自分の言葉で説明できる。 | | | | ■ | 情意的領域 | 社会的養護の領域と概要について理解し、施設実習での目標と課題を設定しようとする。 | | | | ■ | 技能表現的領域 | 保育士に必要なソーシャルワークの技術を修得し、子どもの権利擁護を踏まえた子どもとの関わりについて説明できる。 | | | |
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ルーブリック | | | | | | | | | 評価項目 | 評価基準 | | | | | | 十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている | 十分に達成している 【履修目標】 | おおむね達成している | 最低限達成している 【到達目標】 | 達成していない | | | | | | 秀 | 優 | 良 | 可 | 不可・放棄 | | | | | | | 理念、意義、制度体系を理解している。 | 理念を十分に理解し、その意義や制度体系について自分の言葉で説明できる。 | 理念を十分に理解し、その意義や制度体系について説明できる。 | 理念をおおむね理解し、その意義や制度体系についてある程度説明できる。 | 理念をおおむね理解しているが、その意義や制度体系についての説明は不十分である。 | 理念を理解しておらず、意義や制度体系についても説明できない。 | | | | | | | 領域と概要について理解し、実習での課題設定ができる。 | 領域と概要について十分に理解し、施設実習での目標と課題を適切に設定することができる。 | 領域と概要について十分に理解し、施設実習での目標と課題をおおむね適切に設定することができる。 | 領域と概要についておおむね理解し、施設実習での目標と課題を設定することができる。 | 領域と概要について最低限理解し、施設実習での目標と課題を不十分ながらも設定することができる。 | 領域と概要について理解しておらず、施設実習での目標と課題を設定することができていない。 | | | | | | | ソーシャルワークの技術を修得し、権利擁護を踏まえた関わりについて説明できる。 | 保育士に必要なソーシャルワークの技術を十分に修得し、子どもの権利擁護を踏まえた子どもとの関わりについて自分の言葉で説明できる。 | 保育士に必要なソーシャルワークの技術を十分に修得し、子どもの権利擁護を踏まえた子どもとの関わりについて説明できる。 | 保育士に必要なソーシャルワークの技術をおおむね修得し、子どもの権利擁護を踏まえた子どもとの関わりについてある程度説明できる。 | 保育士に必要なソーシャルワークの技術をいくらか修得し、子どもの権利擁護を踏まえた子どもとの関わりについて少しは説明できる。 | 保育士に必要なソーシャルワークの技術を修得しておらず、子どもの権利擁護を踏まえた子どもとの関わりについて説明できない。 | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |
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授業計画(全体) | | 事前学習として教科書を読んでテーマのイメージをつかみ、講義でその理解を深める。授業後はリアクションペーパー等を作成して学びを振り返る。授業内では、テーマに基づいたグループワークも行う。 |
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授業計画(各回のテーマ等) | | | | | | | | | No | テーマ | 内容 | オンライン授業 | 授業外学修 | 時間数 | | | | | | | 1. | 社会的養護とは何か | 社会的養護の定義を学び、社会的養護の関連概念について理解を深める。 | | 事前に教科書の該当箇所を読み、事後はリアクションペーパー等をまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 2. | 社会的養護の基本的考え方と体系 | 社会的養育の実践において子どもとその家族の生活全体を十分理解してかかわること、子どもを権利の主体として位置づけることの重要性を理解する。 | | 事前に教科書の該当箇所を読み、事後はリアクションペーパー等をまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 3. | 現代社会に暮らす子どもと家庭 | 高度経済成長期の家族形態や機能の変化、家族の関係性の希薄化をふまえ、バブル後の長い不況を経験した現在の日本において子どもを生み育てることの意味を考える。 | | 事前に教科書の該当箇所を読み、事後はリアクションペーパー等をまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 4. | 子どもの権利 | 子どもの権利について高校までの学習内容を振り返るとともに、子どもの権利条約を学び、日本で子どもの権利を実現するためにどのような環境整備が行われているか理解する。 | | 事前に教科書の該当箇所を読み、事後はリアクションペーパー等をまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 5. | 子どもの養護の歴史① | 欧米における社会的養護の歴史的変遷と日本の古代・中世の子どもの養護について理解する。 | | 事前に補助資料と教科書の該当箇所を読み、事後はリアクションペーパー等をまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 6. | 子どもの養護の歴史② | 明治以降の日本の子どもの養護に関する先駆的な実践のいくつかを学び、理解を深める。 | | 事前に教科書の該当箇所を読み、事後はリアクションペーパー等をまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 7. | 子どもの養護の展開 | 戦前の子どもの養護と第二次世界大戦後の子どもの養護の変遷にかかる社会構造の変化を理解する。 | | 事前に教科書の該当箇所を読み、事後はリアクションペーパー等をまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 8. | 社会的養護の体系 | 社会的養護の体系が「予防的支援」「家庭養護」「家庭的養護」から成り立ち、社会的養育への転換が進められている流れを理解する。 | | 事前に教科書の該当箇所を読み、事後はリアクションペーパー等をまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 9. | 社会的養護の制度① | 社会的養護における相談機関の機能と役割を学び、市町村の相談援助と児童相談所の相談援助の体系を理解する。 | | 事前に教科書の該当箇所を読み、事後はリアクションペーパー等をまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 10. | 社会的養護の制度② | 社会的養護における家庭養護について里親の種類、特別養子縁組制度などに関する理解を深める。 | | 事前に教科書の該当箇所を読み、事後はリアクションペーパー等をまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 11. | 社会的養護の制度③ | 施設養護について、乳児院、児童養護施設、児童心理治療施設の機能と役割を理解する。 | | 事前に教科書の該当箇所を読み、事後はリアクションペーパー等をまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 12. | 社会的養護の制度④ | 施設養護について、児童自立支援施設、母子生活支援施設、自立援助ホームの機能と役割を理解する。 | | 事前に教科書の該当箇所を読み、事後はリアクションペーパー等をまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 13. | 社会的養護に関連する相談機関 | 社会的養護に関連する相談機関として、児童発達支援センター、女性相談支援センター、子育て世代包括支援センターの機能と役割を理解する。 | | 事前に教科書の該当箇所を読み、事後はリアクションペーパー等をまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 14. | 児童福祉施設の運営管理 | 子どもたちの支援を安定したものにするための制度、人、財源について理解を深める。 | | 事前に教科書の該当箇所を読み、事後はリアクションペーパー等をまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 15. | 子ども家庭福祉の支援者としての資質・倫理 | 子ども家庭福祉の支援者に求められる資質について子ども家庭福祉の特質との関連から理解を深める。 | | 事前に教科書の該当箇所を読み、事後はリアクションペーパー等をまとめる。 | 4時間 | | | | | | |
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成績評価方法(方針) | | 期末試験50バーセントと毎回授業後にまとめるリアクションペーパー等50%により評価を行う。 |
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成績評価方法(詳細) | | | | | | | | 到達目標\評価方法 | 認知的領域 | 情意的領域 | 技能表現的領域 | 評価割合(%) | | | | | | 定期試験 | ◎ | 〇 | | 50%(期末レポート試験) | | | | | | 授業内レポート | 〇 | 〇 | ◎ | 50%(リアクションペーパー等) | | | | | | 授業外レポート | ― | ― | ― | 評価対象外 | | | | | | 演習・実技 | ― | ― | ― | 評価対象外 | | | | | | 授業態度 | 〇 | ◎ | | 加味する | | | | | | 出席 | 欠格条件 | | | | | |
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レポートの実施・返却(方針) | | アウトプットノート、レポートへのフィードバックは授業内でまとめて行い、全授業終了後に返却する。 |
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履修上の注意(受講学生に望むこと) | | ・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。 | 資格取得のための必修科目であるため、出席、課題等の提出期限及び評価の取り扱いは厳格に行います。 |
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関連科目 | | |
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教科書 | | | | | | | | № | 書名 | 著者 | 出版社 | 出版年 | | | | | | 01 | 社会的養護 | 小池由佳・山縣文治 | ミネルヴァ書房 | 2024 | | | | | |
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参考書 | | |
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オフィスアワー | | |
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GCR | | |
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その他 | | |
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備考 | | 感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、 大学の指示に従い受講して下さい。 |
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