実務経験の有無 | | | | | 1 「どのような実務経験を持つ教員か」 | 児童相談所児童福祉司、通信制高校コーディネーター、スクールソーシャルワーカーの実務経験を有する。 | | | 2 「実務家経験がどのようにこの科目と関連するか」 | 児童相談所の児童福祉司、肢体不自由特別肢支援学校および公立通信制高校の特別支援コーディネーター、町教育委員会、高校、支援学校でのスクールソーシャルワーカーとして他の部門と連携・協働してきた。他職種との間で利用者支援という共通目標を達成するための「協働」という援助スタイルと関連する。 | | | 3 「実務家経験の科目への活かし方」 | 社会福祉士・精神保健福祉士の国家資格を有し、児童相談所の児童福祉司、肢体不自由特別肢支援学校及び公立通信制高校の特別支援コーディネーター、教育委員会、高校、支援学校でのスクールソーシャルワーカーとして、困難な状況にある子どもたちを支援してきた経験を授業の中で、事例をまじえた説明に生かすことができる。 | | |
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授業の概要 | | 施設養護と家庭養護の実際について具体的に学びつつ、子どもを社会的に養護するための知識や技術を身につけ、子ども家庭福祉のさまざまな領域でそれらを活用することについて考える、 |
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DPとの関連性 | | |
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体育学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=376&name=taiiku |
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. | | 健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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健康福祉学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=401&name=kenhuku |
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. | | スポーツ栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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スポーツ栄養学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=507&name=eiyo |
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. | | スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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スポーツ情報マスメディア学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=988&name=media |
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. | | 現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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現代武道学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=561&name=gbd |
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. | | 子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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子ども運動教育学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=526&name=kdm |
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アクティブ・ラーニングについて | | | | | 課題解決型学習(PBL) | | | | 反転学習 | | | | ディスカッション | ■ | | | ディベート | | | | グループワーク | ■ | | | プレゼンテーション | | | | 実習 | | | | フィールドワーク | | | |
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授業の一般目標 | | 社会的養護における児童の権利擁護について具体的に学ぶとともに、施設養護及び家庭養護の実際について事例等から学び、子どもの理解を踏まえた社会的養護について具体的に理解することを目的とする。また、社会的養護に係るソーシャルワークの方法と技術について理解するとともに、家庭支援、子ども家庭福祉、地域福祉について理解や認識を深める。 |
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授業の履修目標 | | | | | | 対象 | 領域 | 内容 | | | | ■ | 認知的領域 | 社会的養護の内容や施設養護と家庭養護の特性について十分に理解し、自分の言葉で説明できる。 | | | | ■ | 情意的領域 | 子ども虐待防止と家庭支援について十分に理解し、実習等での保育の展開においてその実践を行い報告する。 | | | | ■ | 技能表現的領域 | 社会的養護の専門技術の概要を十分に理解し、アセスメントやジェノグラムの作成、記録において適切に活用できる。 | | | |
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授業の到達目標 | | | | | | 対象 | 領域 | 内容 | | | | ■ | 認知的領域 | 社会的養護の内容や施設養護と家庭養護の特性について説明できる。 | | | | ■ | 情意的領域 | 子ども虐待防止と家庭支援について理解し、保育の展開においてその実践を行おうとする。 | | | | ■ | 技能表現的領域 | 社会的養護の専門技術の概要を理解し、アセスメントやジェノグラムの作成、記録において活用できる。 | | | |
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ルーブリック | | | | | | | | | 評価項目 | 評価基準 | | | | | | 十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている | 十分に達成している 【履修目標】 | おおむね達成している | 最低限達成している 【到達目標】 | 達成していない | | | | | | 秀 | 優 | 良 | 可 | 不可・放棄 | | | | | | | 内容や特性を理解している。 | 社会的養護の内容や施設養護と家庭養護の特性について十分に理解し、自分の言葉で説明できる。 | 社会的養護の内容や施設養護と家庭養護の特性について十分に理解し、自分の言葉を交えながら説明しようとする。 | 社会的養護の内容や施設養護と家庭養護の特性についておおむね理解し、ある程度説明できる。 | 社会的養護の内容や施設養護と家庭養護の特性についておおむね理解しているが、説明は不十分である。 | 社会的養護の内容や施設養護と家庭養護の特性について理解しておらず、説明もできない。 | | | | | | | 虐待防止と家庭支援について理解し、実践しようとする。 | 子ども虐待防止と家庭支援について十分に理解し、実習等での保育の展開においてその実践を適切に行い報告する。 | 子ども虐待防止と家庭支援について十分に理解し、実習等での保育の展開においてその実践を行い報告する。 | 子ども虐待防止と家庭支援についておおむね理解しているが、実習等での保育の展開においてその実践を行っていない。 | 子ども虐待防止と家庭支援について最低限理解しているが、実習等での保育の展開においてその実践をしようとしていない。 | 子ども虐待防止と家庭支援について理解しておらず、実習等での保育の展開においてその実践をできない。 | | | | | | | 専門技術の概要を理解し、活用できる。 | 社会的養護の専門技術の概要を十分に理解し、アセスメントや支援計画作成、記録において適切に活用できる。 | 社会的養護の専門技術の概要を十分に理解し、アセスメントや支援計画作成、記録において活用できる。 | 社会的養護の専門技術の概要をおおむね理解し、アセスメントや支援計画作成、記録においてある程度活用できる。 | 社会的養護の専門技術の概要をおおむね理解しているが、アセスメントや支援計画作成、記録においての活用は不十分である。 | 社会的養護の専門技術の概要を理解しておらず、アセスメントや支援計画作成、記録において活用できない。 | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |
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授業計画(全体) | | 事前学習として教科書を読んでテーマのイメージをつかみ、講義でその理解を深める。授業後はワークシートを作成して学びを振り返る。授業内では、テーマに基づいたグループワークや、事例をもとにディスカッションを行う。 |
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授業計画(各回のテーマ等) | | | | | | | | | No | テーマ | 内容 | オンライン授業 | 授業外学修 | 時間数 | | | | | | | 1. | オリエンテーション | 社会的養護Ⅰと子ども家庭福祉の学修内容を振り返り、社会的養護の理念、歴史、実施体系についての理解を深める。 | | 事前に教科書の該当箇所を読み、事後はワークシートをまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 2. | 社会的養護における子どもの理解① | 事例を学習しながら、社会的養護における子ども理解を深める。トラウマ・インフォームド・ケアについて理解を深める。 | | 事前に教科書の該当箇所を読み、事後はワークシートをまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 3. | 社会的養護における子どもの理解② | 社会的養護を受けている事例を学習しながら、社会的養護における子どもの権利、社会的養護で暮らす子どもの背景について理解を深める。 | | 事前に教科書の該当箇所を読み、事後はワークシートをまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 4. | 日常生活支援 | 社会的養護の事例を学習しながら、社会的養護における日常生活支援についての理解を深める。 | | 事前に教科書の該当箇所を読み、事後はワークシートをまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 5. | 記録及び自己評価・第三者評価 | 社会的養護の現場で用いられる記録の種類や書き方について実際に書いてみて理解するとともに、必要とされる評価についても学ぶ。 | | 事前に教科書の該当箇所を読み、事後はワークシートをまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 6. | 自立支援 | 事例を学習しながら、子どもの自立支援の過程、支援の実際について理解を深める。 | | 事前に教科書の該当箇所を読み、事後はワークシートをまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 7. | リービングケアとアフターケア | 事例を学習しながら、リービングケアとアフターケアにおける支援の実際について理解を深める。 | | 事前に教科書の該当箇所を読み、事後はワークシートをまとめる。。 | 4時間 | | | | | | | 8. | 施設養護の生活特性及び実際① | 一時保護所、乳児院の事例をもとに、入所前から入所後の支援の実際を理解し、支援の視点について検討(ディスカッション)する。 | | 事前に教科書の該当箇所を読み、事後はワークシートをまとめる。。 | 4時間 | | | | | | | 9. | 施設養護の生活特性及び実際② | 児童養護施設の事例をもとに、入所前から入所後の支援の実際を理解し、支援の視点について検討(ディスカッション)する。 | | 事前に教科書の該当箇所を読み、事後はワークシートをまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 10. | 施設養護の生活特性及び実際③ | 母子生活支援施設等の事例をもとに、入所前から入所後の支援の実際を理解し、支援の視点について検討(ディスカッション)する。 | | 事前に教科書の該当箇所を読み、事後はワークシートをまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 11. | 家庭養護の生活特性及び実際① | 里親、ファミリーホームの事例をもとに、委託前から解除後の支援の実際を理解し、支援の視点について検討(ディスカッション)する。 | | 事前に教科書の該当箇所を読み、事後はワークシートをまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 12. | 家庭養護の生活特性及び実際② | 特別養子縁組制度の現状と課題について学び、事例をとおして理解を深める。 | | 事前に教科書の該当箇所を読み、事後はワークシートをまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 13. | ソーシャルワークに関わる知識・技術とその実践 | ソーシャルワークに関わる知識・技術の中でジェノグラム・エコマップを取り上げ、事例について実際に作成しながら、その活用について理解を深める。 | | 事前に教科書の該当箇所を読み、事後はワークシートをまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 14. | 社会的養護における家庭支援 | 社会的養護における家庭支援の課題と展望について、親子間の調整、里親制度の動向、フォスタリングシステム等 | | 事前に教科書の該当箇所を読み、事後はワークシートをまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 15. | 社会的養護の課題と展望 | 改正児童福祉法や子ども家庭庁の動きをふまえ、社会的養護の課題と今後の展望について考え、論点を整理する。 | | 事前に教科書の該当箇所を読み、事後はワークシートをまとめる。 | 4時間 | | | | | | |
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成績評価方法(方針) | | 期末レポート50%、毎回授業後にまとめるワークシート等50%により評価を行う。 |
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成績評価方法(詳細) | | | | | | | | 到達目標\評価方法 | 認知的領域 | 情意的領域 | 技能表現的領域 | 評価割合(%) | | | | | | 定期試験 | ◎ | 〇 | 〇 | 50%(期末レポート試験) | | | | | | 授業内レポート | 〇 | 〇 | ◎ | 50%(ワークシート等) | | | | | | 授業外レポート | ― | ― | ― | 評価対象外 | | | | | | 演習・実技 | ― | ― | ― | 評価対象外 | | | | | | 授業態度 | 〇 | ◎ | 〇 | 加味する | | | | | | 出席 | 欠格条件 | | | | | |
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レポートの実施・返却(方針) | | ワークシート、レポートへのフィードバックは授業内でまとめて行い、全授業終了後に返却する。 |
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履修上の注意(受講学生に望むこと) | | ・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。 | 資格取得のための必修科目であるため、出席、課題等の提出期限及び評価の取り扱いは厳格に行います。 |
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関連科目 | | |
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教科書 | | | | | | | | № | 書名 | 著者 | 出版社 | 出版年 | | | | | | 01 | よくわかる社会的養護Ⅱ | 小木曽宏・宮本秀樹・鈴木崇之 | ミネルヴァ書房 | 2022 | | | | | |
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参考書 | | | | | | | | № | 書名 | 著者 | 出版社 | 出版年 | | | | | | 01 | ひと目でわかる保育者のための子ども家庭福祉データブック2024 | 宮島清・山縣文治 | 中央法規 | 2023 | | | | | |
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オフィスアワー | | |
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GCR | | |
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その他 | | |
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備考 | | 感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、 大学の指示に従い受講して下さい。 |
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