科目ナンバリングE-CME022J-02
科目コード144080
科目名子どもと表現
科目名(英語)Painting,Artistic ExpressionⅠ
学科子ども運動教育学科
学年2年
学期前期
授業形態演習
必修・選択の別
単位数2
担当教員志賀 圭子
開講の別単独開講


実務経験の有無
1 「どのような実務経験を持つ教員か」職場でこども達と表現活動、大学や専門学校で表現を担当し、保育士等の研修会講師の実務経験を有する
2 「実務家経験がどのようにこの科目と関連するか」実際にこどもが表現している現場での実務経験を活かし、学生が作品に出会う機会を作る。そしてその作品だけでなく、こどもの表現を支える絵本や映像、導入の方法、テーマの決め方等について学ぶ事ができる。さらに教員の職場での様子を見聞きする事で、実習先以外でのこどもに関わる仕事の一つとして認知することとなる
3 「実務家経験の科目への活かし方」こども達が実際に描いたり、作ったりした作品を見せながら授業を進める。学生は、実物を手に取って見ることが出来るため深く感じることが出来る。作品だけでなく、写真や映像で実際の活動の様子を実務経験として、エピソードを交えて話す。こどもと同じテーマ、材料を使って製作することで、思いを体験する時間とする。
授業の概要
児童は造形表現を通して様々な体験をし、豊かな感性を育て、自己表現を養っていく。この授業では、現場のエピソードや作品等から児童の造形表現の実態を知り、自らも様々な材料や教材の特徴、表現の方法や技術を習得していく。そして児童の造形的な創造活動の基礎能力を育て、色や形を通して社会との豊かなコミュニケーション力が育めるよう、絵画・造形活動における発達段階を学ぶものとする。
DPとの関連性
.
体育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
体育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=371&name=taiiku
.
健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。
健康福祉学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=396&name=kenhuku
.
スポーツ栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ栄養学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=502&name=eiyo
.
スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ情報マスメディア学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=983&name=media
.
現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。
現代武道学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=556&name=gbd
.
子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
子ども運動教育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=521&name=kdm
アクティブ・ラーニングについて
課題解決型学習(PBL)
反転学習
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
授業の一般目標
小学校学習指導要領に基づいた図画工作全般の指導法の基礎を身に付けると共に、幼児教育に携わる学生自身が造形する事に興味関心を持ち、積極的に製作に挑むこと。そして自らが五感を通して、体験し、その必要性を実感する。さらにその上で、理論を通してより幼児造形表現の理解を深める。
授業の履修目標
授業の到達目標
対象領域内容
認知的領域図画工作の学習指導要領を学ぶとともに、画材・材料・絵本画集などの理解を深める
情意的領域表現することの楽しさ、工夫することのおもしろさを自らの活動の中で体感することができる
技能表現的領域絵画(平面)的技術・工作(立体)的技術を習得し、色彩感覚、構成能力等を磨く
ルーブリック
評価項目評価基準
十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている十分に達成している
【履修目標】
おおむね達成している最低限達成している
【到達目標】
達成していない
不可・放棄
えがく領域における教材研究と製作画材それぞれの特徴を理解し、豊かな発想力で独自の表現ができた。様々な技法を巧みに使いこなし、自分なりのイメージを追求して製作した。画材それぞれの特徴を理解し、創意工夫して表現できた。様々な技法を組み合わせて自分なりの製作となった。画材それぞれの特徴を理解できた。様々な技法を使い、工夫して製作することができた。画材それぞれの特徴を理解できた。様々な技法について体験を通して学ぶことができた。製作に取り組む姿勢が見られず、理解に至らなかった。
つくる領域における教材研究と製作素材の種類と特徴について理解し、自分のイメージにあう素材を組み合わせて表現力豊かな製作をした。道具・用具を素材に合わせて使いこなすことはもちろん、表現効果も考えて製作した。素材の種類と特徴について理解し、特徴を十分に活かして製作した。道具・用具を素材にあわせて巧みに使いこなして製作した。素材の種類と特徴について理解し、それにみあった製作をした。道具・用具の使い方を自らの制作に活かした。素材の種類と特徴について理解できた。道具・用具の使い方を学ぶことができた。製作に取り組む姿勢が見られず、理解に至らなかった。
造形あそびにおける教材研究と製作造形あそびの種類と内容について理解し、素材の特徴を活かしながら創意工夫してオリジナルのあそびを展開できた。造形あそびの種類と内容について理解し、素材の特徴を活かしながらあそびの展開をはかった。造形あそびの種類と内容について理解し、素材を自分なりに活用できた。造形あそびの種類と内容について理解できた。製作に取り組む姿勢が見られず、理解に至らなかった。
造形表現に関する知識と理解表現のねらい・内容について理解できた。造形表現の意味と意義、こどもの絵の発達について理解し、豊かな感性を育むための表現の重要性について自らの考えを持つに至った。表現のねらい・内容について理解できた。造形表現の意味と意義、こどもの絵の発達について理解し、自らの考えを持つに至った。表現のねらい・内容について理解できた。造形表現の意味と意義、こどもの絵の発達について理解した。表現のねらい内容について理解できた。造形表現の意味と意義について理解できた。表現のねらい内容について理解できなかった。
実践のための指導法実践指導するにあたっての的確で具体的な指導法が何パターンも考えられ、他分野領域との連携にも考えが及んだ。実践指導するにあたっての的確で具体的な指導法が考えられ、応用の効くアイディアも持った。実践指導するにあたっての的確な指導法を考えられた。実践指導するにあたって授業で学んだ指導法をつくることができた。実践指導するにあたっての指導法を考えるに至らなかった。
授業計画(全体)
各授業のテーマに沿った資料(直感教材・絵本等)を使用し、講義と実技を行う。前半はざまざまな素材体験が中心となるが、後半はその体験を活かして自分らしい表現(作品)を目指す
授業計画(各回のテーマ等)
Noテーマ内容オンライン授業授業外学修時間数
1.造形あそび 「色彩・クレヨン、クレパス」用具の特徴を知り、「自分の色」をつくる(小学校低学年の指導内容)本日の講義について復習すること4時間
2.造形あそび 「切る・つなげる」用具・道具の特徴を活かして行為を楽しむ(小学校低学年の指導内容)本日の講義について復習すること4時間
3.造形あそび 「曲げる・のばす」線材を使って遊ぶ楽しさを体感する(小学校低学年の指導内容)本日の講義について復習すること4時間
4.造形あそび 「場を感じる①春・夏編」自然の中で作品を生かしながら遊ぶ(小学校低学年の指導内容)本日の講義について復習すること4時間
5.絵画の魅力 「イメージする」お話を聞いて情景を想像する(小学校低学年の指導内容)本日の講義について復習すること4時間
6.絵画の魅力 「絵の具と出会う」絵の具の特徴を知りお話を描く(小学校低学年の指導内容)本日の講義について復習すること4時間
7.工作あそび「封筒人形」身近にある材料「封筒」で人形を作る(小学校低学年の指導内容)本日の講義について復習すること4時間
8.工作あそび「演じる」作った人形で演じることを楽しむ(小学校低学年の指導内容)本日の講義について復習すること4時間
9.立体あそび「新聞紙アート」新聞紙を自由自在に変化させて遊ぶ(小学校低学年の指導内容)本日の講義について復習すること4時間
10.立体あそび「塊材と出会う」土粘土の感触を全身で体感する(小学校低学年の指導内容)本日の講義について復習すること4時間
11.「自分」をつくる自分の好きなもの・自分を表すもので作品を作る(小学校低学年の指導内容)本日の講義について復習すること4時間
12.「発表」と「鑑賞」第11回の作品をめぐるディスカッションとしての鑑賞(小学校低学年の指導内容)本日の講義について復習すること4時間
13.幼児造形表現の意義幼児造形表現の意味と意義本日の講義について復習すること4時間
14.幼児造形表現の目標と内容「感性」と「表現」本日の講義について復習すること4時間
15.幼児造形表現の方法①指導の実際「描画」について本日の講義について復習すること4時間
成績評価方法(方針)
実技授業での製作・作品は必ず提出すること。提出された作品がテーマにおける目標に達しているかで、評価(評価割合70%)。作品がない場合は授業に対するレポートに代える。授業態度、参加意欲がそのまま作品に反映されることの評価(評価割合30%)。欠席は原則として3分の1以上は評価対象外とする。
成績評価方法(詳細)
到達目標\評価方法認知的領域情意的領域技能表現的領域評価割合(%)
定期試験---評価対象外
授業内レポート---評価対象外
授業外レポート---評価対象外
演習・実技70%
授業態度30%
出席欠格条件
レポートの実施・返却(方針)
レポートの実施に関しては、授業内で指示します。
履修上の注意(受講学生に望むこと)
・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。
実技・ワークショップ中心の活動なので動きやすい服装で参加のこと。各自の準備物もその都度必要となるので、忘れずに持参すること。受け身でない積極的な参加姿勢が必要。授業計画は、授業の進み方により多少前後することがある。
関連科目
教科書
書名著者出版社出版年
01アトリエ自遊楽校 工作レシピ志賀圭子アトリエ自遊楽校
参考書
書名著者出版社出版年
01図画工作指導要領 絵本・画集
オフィスアワー
非常勤講師のため、教育企画課を通して行うこと
GCR
その他
備考
感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、
大学の指示に従い受講して下さい。