実務経験の有無 | | | | | 1 「どのような実務経験を持つ教員か」 | 国立青少年教育施設における実務経験を有する。 | | | 2 「実務家経験がどのようにこの科目と関連するか」 | 国立青少年教育施設での多様な活動の企画・運営経験は、領域「環境」のねらいと深く関連する。子どもの主体的な活動を促す環境構成、教材活用、安全管理、小学校との接続を意識した実践は、本科目の内容と直結するものである。 | | | 3 「実務家経験の科目への活かし方」 | 実務経験に基づき、具体的事例や教材を提示し、実践的な指導を行う。体験型学習を重視し、学生が主体的に活動できる場を設ける。活動の振り返りを通して省察を促し、多角的な視点から子どもの育ちを支える環境について考察を深める。 | | |
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授業の概要 | | 本授業は、幼稚園教育要領及び保育所保育指針に示された領域「環境」について、そのねらい及び内容を深く理解する。具体的には、子どもの発達や学びの過程を踏まえ、周囲の様々な環境に好奇心や探究心をもって関わり、それらを生活に取り入れていく力を養うための保育内容について、講義と演習を通して学ぶ。また、具体的な指導場面を想定した保育の計画・実践・評価について、情報機器や教材の活用を含めて検討し、実践的な指導力を養う。さらに、小学校以降の学習との接続を意識し、幼児期の教育の意義と役割を再確認する。 |
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DPとの関連性 | | |
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体育学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=341&name=taiiku |
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. | | 健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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健康福祉学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=366&name=kenhuku |
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. | | スポーツ栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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スポーツ栄養学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=472&name=eiyo |
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. | | スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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スポーツ情報マスメディア学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=953&name=media |
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. | | 現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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現代武道学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=526&name=gbd |
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. | | 子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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子ども運動教育学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=491&name=kdm |
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アクティブ・ラーニングについて | | | | | 課題解決型学習(PBL) | | | | 反転学習 | | | | ディスカッション | ■ | | | ディベート | | | | グループワーク | ■ | | | プレゼンテーション | ■ | | | 実習 | | | | フィールドワーク | ■ | | |
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授業の一般目標 | | 本授業では、幼稚園教育要領及び保育所保育指針に示された領域「環境」のねらい及び内容を深く理解するとともに、子どもの発達や学びの過程を踏まえ、保育を総合的に構想する力を養う。さらに、具体的な指導場面を想定し、情報機器や教材を効果的に活用しながら、保育計画の作成、実践、評価までの一連のプロセスを体験的に学ぶことを通して、実践的な指導力及び省察力を高める。また、小学校以降の学習との接続を視野に入れ、幼児期の教育の意義と役割を再確認する。 |
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授業の履修目標 | | | | | | 対象 | 領域 | 内容 | | | | ■ | 認知的領域 | 幼稚園教育要領及び保育所保育指針に示された領域「環境」のねらい及び内容を具体的に説明できる。 | | | | ■ | 情意的領域 | 領域「環境」に関わる周囲の様々な環境に好奇心や探究心をもって関わり、それらを生活に取り入れていこうとする経験の重要性について、自らの考えを述べることができる。 | | | | ■ | 技能表現的領域 | 領域「環境」の特性及び幼児の体験との関連を考慮した情報機器及び教材の活用法を具体的に提案できる。 | | | |
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授業の到達目標 | | | | | | 対象 | 領域 | 内容 | | | | ■ | 認知的領域 | 幼稚園教育要領及び保育所保育指針に示された領域「環境」のねらい及び内容を理解している。 | | | | ■ | 情意的領域 | 領域「環境」に関わる周囲の様々な環境に好奇心や探究心をもって関わり、それらを生活に取り入れていこうとする経験の重要性を理解している。 | | | | ■ | 技能表現的領域 | 領域「環境」の特性及び幼児の体験との関連を考慮した情報機器及び教材の活用法を理解し、保育構想に活用することができる。 | | | |
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ルーブリック | | | | | | | | | 評価項目 | 評価基準 | | | | | | 十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている | 十分に達成している 【履修目標】 | おおむね達成している | 最低限達成している 【到達目標】 | 達成していない | | | | | | 秀 | 優 | 良 | 可 | 不可・放棄 | | | | | | | 領域「環境」のねらい及び内容の理解 | 幼稚園教育要領及び保育所保育指針の記述に基づき、領域「環境」のねらい及び内容を多角的に捉え、具体例を交えながら、自らの言葉で論理的に説明できる。 | 幼稚園教育要領及び保育所保育指針の記述に基づき、領域「環境」のねらい及び内容を具体的に説明できる。 | 幼稚園教育要領及び保育所保育指針の記述に基づき、領域「環境」のねらい及び内容を説明できる。 | 幼稚園教育要領及び保育所保育指針の記述に基づき、領域「環境」のねらい及び内容を部分的に説明できる。 | 領域「環境」のねらい及び内容をほとんど説明できない。 | | | | | | | 領域「環境」に関する経験の重要性の理解 | 領域「環境」に関わる経験の重要性について、幼児の発達や学びの過程と関連付けながら、自らの保育観に基づいた意見を具体的に述べることができる。 | 領域「環境」に関わる経験の重要性について、幼児の発達や学びの過程と関連付けながら、自らの意見を述べることができる。 | 領域「環境」に関わる経験の重要性について、理解していることを示すことができる。 | 領域「環境」に関わる経験の重要性について、部分的に理解していることを示すことができる。 | 領域「環境」に関わる経験の重要性をほとんど理解していない。 | | | | | | | 領域「環境」に関する具体的な保育構想・指導案作成 | 幼児の興味や関心、発達段階を的確に捉え、領域「環境」の特性を踏まえた上で、創造的かつ実践的な保育構想を立案し、具体的かつ詳細な指導案を作成できる。ICT機器や教材の活用についても効果的な提案ができる。 | 幼児の興味や関心、発達段階を踏まえ、領域「環境」の特性を考慮した保育構想を立案し、具体的な指導案を作成できる。ICT機器や教材の活用についても適切な提案ができる。 | 領域「環境」の特性を考慮した保育構想を立案し、指導案を作成できる。 | 領域「環境」の特性を考慮した保育構想を立案し、指導案を部分的に作成できる。 | 保育構想を立案・指導案を作成することがほとんどできない。 | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |
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授業計画(全体) | | 本授業では、幼稚園教育要領及び保育所保育指針における領域「環境」のねらい及び内容を理解し、子どもの発達と環境との関わりについて学ぶ。自然、社会、数量等への関心を育む具体的な保育内容や、ICT・教材の活用法を習得する。講義、演習、グループワーク、模擬保育等を通し、指導案作成と実践、評価について体験的に学び、保育構想力を高める。 |
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授業計画(各回のテーマ等) | | | | | | | | | No | テーマ | 内容 | オンライン授業 | 授業外学修 | 時間数 | | | | | | | 1. | ガイダンス、幼稚園教育要領及び保育所保育指針における領域「環境」 | 授業の目的、進め方、評価方法について説明する。幼稚園教育要領及び保育所保育指針における領域「環境」の位置づけ、ねらい及び内容について解説する。 | | シラバスを熟読し、授業の概要を把握する。幼稚園教育要領及び保育所保育指針の該当箇所を読み、領域「環境」のねらい及び内容について自分なりにまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 2. | 領域「環境」と子どもの発達 | 領域「環境」が子どもの発達に果たす役割について、具体的な事例を交えながら解説する。 | | 授業で扱った事例について、さらに深く考察する。関連文献を読み、領域「環境」と子どもの発達に関する理解を深める。 | 4時間 | | | | | | | 3. | 領域「環境」における保育者の役割 | 領域「環境」における保育者の役割について、具体的な事例を交えながら解説する。 | | 授業で扱った事例について、さらに深く考察する。関連文献を読み、領域「環境」における保育者の役割に関する理解を深める。 | 4時間 | | | | | | | 4. | 領域「環境」に関わる具体的な保育内容(自然との関わり) | 自然との関わりを中心とした保育内容について、具体的な事例や教材を紹介しながら解説する。 | | 授業で紹介された教材や活動について、さらに詳しく調べる。自然との関わりを中心とした保育実践事例を収集し、分析する。 | 4時間 | | | | | | | 5. | 領域「環境」に関わる具体的な保育内容(社会との関わり) | 社会との関わりを中心とした保育内容について、具体的な事例や教材を紹介しながら解説する。 | | 授業で紹介された教材や活動について、さらに詳しく調べる。社会との関わりを中心とした保育実践事例を収集し、分析する。 | 4時間 | | | | | | | 6. | 領域「環境」に関わる具体的な保育内容(数量、図形、文字等への関心・感覚) | 数量、図形、文字等への関心・感覚を中心とした保育内容について、具体的な事例や教材を紹介しながら解説する。 | | 授業で紹介された教材や活動について、さらに詳しく調べる。数量、図形、文字等への関心・感覚を中心とした保育実践事例を収集し、分析する。 | 4時間 | | | | | | | 7. | 領域「環境」における情報機器及び教材の活用(1) | 領域「環境」における情報機器(ICT)の活用について、具体的な事例や教材を紹介しながら解説する。 | | 授業で紹介された情報機器(ICT)の活用事例について、さらに詳しく調べる。情報機器を活用した保育実践事例を収集し、分析する。 | 4時間 | | | | | | | 8. | 領域「環境」における情報機器及び教材の活用(2) | 領域「環境」における教材の活用について、具体的な事例や教材を紹介しながら解説する。 | | 授業で紹介された教材の活用事例について、さらに詳しく調べる。教材を活用した保育実践事例を収集し、分析する。 | 4時間 | | | | | | | 9. | 領域「環境」の指導案作成(1) | 領域「環境」の指導案の構成要素、作成方法について解説する。 | | 授業で学んだことをもとに、自分で指導案の構成要素を整理する。既存の指導案を参考に、構成要素の具体例を収集する。 | 4時間 | | | | | | | 10. | 領域「環境」の指導案作成(2) | グループに分かれ、具体的な場面を想定した指導案を作成する。 | | グループで作成した指導案について、さらに検討を重ね、改善点を見つける。他のグループの指導案を参考に、自分の指導案を修正する。 | 4時間 | | | | | | | 11. | 領域「環境」の指導案作成(3) | 作成した指導案について、グループごとに発表し、相互評価を行う。 | | グループで発表した指導案について、相互評価の結果を踏まえて修正する。他のグループの発表を聞き、自分の指導案の改善点を見つける。 | 4時間 | | | | | | | 12. | 領域「環境」の指導案に基づく模擬保育(1) | 作成した指導案に基づき、グループごとに模擬保育を行う。 | | グループで行った模擬保育について、動画を視聴するなどして振り返り、改善点を見つける。他のグループの模擬保育を参考に、自分の模擬保育の改善点を見つける。 | 4時間 | | | | | | | 13. | 領域「環境」の指導案に基づく模擬保育(2) | 作成した指導案に基づき、グループごとに模擬保育を行う。 | | グループで行った模擬保育について、動画を視聴するなどして振り返り、改善点を見つける。他のグループの模擬保育を参考に、自分の模擬保育の改善点を見つける。 | 4時間 | | | | | | | 14. | 領域「環境」における評価 | 領域「環境」における評価の考え方、方法について解説する。 | | 授業で学んだことをもとに、領域「環境」における評価の具体的な方法について検討する。関連文献を読み、評価に関する理解を深める。 | 4時間 | | | | | | | 15. | まとめと学習成果の確認 | 授業全体を振り返り、領域「環境」に関する理解を深める。小学校以降の学習との接続について考察する。 | | 授業全体を振り返り、領域「環境」に関する自分の学びを整理する。小学校以降の学習との接続について、自分なりの考えをまとめる。 | 4時間 | | | | | | |
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成績評価方法(方針) | | 授業への取組状況(30%)、授業内レポート(40%)、期末レポート(30%)で総合的に評価する。 成績評価のためには2/3以上の出席が必要である。 |
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成績評価方法(詳細) | | | | | | | | 到達目標\評価方法 | 認知的領域 | 情意的領域 | 技能表現的領域 | 評価割合(%) | | | | | | 定期試験 | - | - | - | - | | | | | | 授業内レポート | ◎ | ○ | ◎ | 40% | | | | | | 授業外レポート | ◎ | ◎ | ◎ | 30% | | | | | | 演習・実技 | ○ | ◎ | ○ | 30% | | | | | | 授業態度 | - | - | - | - | | | | | | 出席 | 欠格条件 | | | | | |
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レポートの実施・返却(方針) | | Google Classroom(GCR)を用いて、毎回の講義の質問や感想・コメントを受け付ける。 応答は基本的にGCR内で行うが、内容によっては、適宜授業の中でフィードバック(解説、講評等)を行う。 |
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履修上の注意(受講学生に望むこと) | | ・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。 | ・保育者を目指す者として、授業には、積極的に参加し、自らの考えを発言するよう努めること。 ・グループワークや模擬保育では、協調性を持って、他の学生と協力して取り組むこと。 ・保育現場での実習経験を積極的に活かし、授業内容と関連付けて考察すること。 ・常に問題意識を持ち、主体的に学ぶ姿勢を大切にすること。 ・実施上の都合により、進行順や教材を変更する場合がある。 |
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関連科目 | | |
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教科書 | | | | | | | | № | 書名 | 著者 | 出版社 | 出版年 | | | | | | 01 | 子どもの姿からはじめる領域・環境 | 秋田喜代美・三宅茂夫監修、東義也編集 | みらい | 2020 | | | | | |
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参考書 | | | | | | | | № | 書名 | 著者 | 出版社 | 出版年 | | | | | | 01 | 保育所保育指針解説 | 厚生労働省 | フレーベル館 | 2018 | | | | | | 02 | 幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説 | 内閣府・文部科学省・厚生労働省 | フレーベル館 | 2018 | | | | | | 03 | 幼稚園教育要領解説 | 文部科学省 | フレーベル館 | 2018 | | | | | |
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オフィスアワー | | |
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GCR | | |
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その他 | | |
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備考 | | 感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、 大学の指示に従い受講して下さい。 |
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