実務経験の有無 | | | | | 1 「どのような実務経験を持つ教員か」 | 児童相談所児童福祉司、通信制高校コーディネーター、スクールソーシャルワーカーの実務経験を有する。 | | | 2 「実務家経験がどのようにこの科目と関連するか」 | 児童相談所の児童福祉司、肢体不自由特別肢支援学校および公立通信制高校の特別支援コーディネーター、町教育委員会、高校、支援学校でのスクールソーシャルワーカーとして他の部門と連携・協働してきた。他職種との間で利用者支援という共通目標を達成するための「協働」という援助スタイルと関連する。 | | | 3 「実務家経験の科目への活かし方」 | 社会福祉士・精神保健福祉士の国家資格を有し、児童相談所の児童福祉司、肢体不自由特別肢支援学校及び公立通信制高校の特別支援コーディネーター、教育委員会、高校、支援学校でのスクールソーシャルワーカーとして、困難な状況にある子どもたちを支援してきた経験を授業の中で、事例をまじえた説明に生かすことができる。 | | |
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授業の概要 | | 支援を必要としている子どもとその家族のために国が整備しているさまざまな法制度や支援サービスの現状と課題について学ぶ。子ども家庭福祉に関する基本的な内容とともに、法改正や今後の動向といった最新の子ども家庭福祉に関する内容を取り入れ、子どもが育つ環境としての社会の現状や課題、子どもや家庭を支援する方法について学ぶ。 |
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DPとの関連性 | | |
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体育学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=309&name=taiiku |
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. | | 健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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健康福祉学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=334&name=kenhuku |
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. | | スポーツ栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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スポーツ栄養学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=440&name=eiyo |
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. | | スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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スポーツ情報マスメディア学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=921&name=media |
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. | | 現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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現代武道学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=494&name=gbd |
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. | | 子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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子ども運動教育学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=459&name=kdm |
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アクティブ・ラーニングについて | | | | | 課題解決型学習(PBL) | | | | 反転学習 | | | | ディスカッション | ■ | | | ディベート | | | | グループワーク | ■ | | | プレゼンテーション | | | | 実習 | | | | フィールドワーク | | | |
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授業の一般目標 | | 子どもとその家族の支援に携わる者がなぜ「子ども家庭福祉」を学ぶ必要があるのかということについて理解を深めることを目的とする。子どもがもっている力を信じ、子どもと家庭を見守りながら、その権利を護ることができる柔らかなまなざしと強い使命感、ゆるぎない人権意識を身につけることの意義について考えるとともに、保育への展開過程を学ぶ。 |
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授業の履修目標 | | | | | | 対象 | 領域 | 内容 | | | | ■ | 認知的領域 | 子ども家庭福祉の理念を十分に理解し、子どもの最善の利益について自分の言葉で説明することができる。 | | | | ■ | 情意的領域 | 子ども家庭福祉の理念を具体化する保育実践を理解し、実習等で実践して適切に振り返ることができる。 | | | | ■ | 技能表現的領域 | 子ども家庭福祉の社会資源について十分に理解し、活用について具体的に説明することができる。 | | | |
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授業の到達目標 | | | | | | 対象 | 領域 | 内容 | | | | ■ | 認知的領域 | 子ども家庭福祉の理念を理解し、子どもの最善の利益について自分の言葉で説明することができる。 | | | | ■ | 情意的領域 | 子ども家庭福祉の理念を具体化する保育実践を行おうとする。 | | | | ■ | 技能表現的領域 | 子ども家庭福祉の社会資源について理解し、活用することができる。 | | | |
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ルーブリック | | | | | | | | | 評価項目 | 評価基準 | | | | | | 十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている | 十分に達成している 【履修目標】 | おおむね達成している | 最低限達成している 【到達目標】 | 達成していない | | | | | | 秀 | 優 | 良 | 可 | 不可・放棄 | | | | | | | 子どもの最善の利益を説明する。 | 子ども家庭福祉の理念を十分に理解し、子どもの最善の利益について自分の言葉で適切に説明することができる。 | 子ども家庭福祉の理念を十分に理解し、子どもの最善の利益について自分なりの言葉で説明することができる。 | 子ども家庭福祉の理念をおおむね理解し、子どもの最善の利益についてある程度説明することができる。 | 子ども家庭福祉の理念を最低限理解し、子どもの最善の利益について少し説明することができる。 | 子ども家庭福祉の理念を理解しておらず、子どもの最善の利益について説明できていない。 | | | | | | | 理念を理解し実践する。 | 子ども家庭福祉の理念を具体化する保育実践を十分に理解し、実習等で実践して適切に振り返ることができる。 | 子ども家庭福祉の理念を具体化する保育実践を十分に理解し、実習等で実践してある程度振り返ることができる。 | 子ども家庭福祉の理念を具体化する保育実践をおおむね理解し、実習等で実践しようとする。 | 子ども家庭福祉の理念を具体化する保育実践を最低限理解しているが、実習等で実践はできていない。 | 子ども家庭福祉の理念を具体化する保育実践を理解しておらず、実習等でも実践できない。 | | | | | | | 社会資源を理解し活用する。 | 子ども家庭福祉の社会資源について十分に理解し、活用について具体的に説明することができる。 | 子ども家庭福祉の社会資源について十分に理解し、活用についてある程度説明することができる。 | 子ども家庭福祉の社会資源についておおむね理解し、活用について少しは説明することができる。 | 子ども家庭福祉の社会資源について最低限理解しているが、活用についての説明は不十分である。 | 子ども家庭福祉の社会資源について理解しておらず、活用についても説目できない。 | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |
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授業計画(全体) | | 事前学習として教科書を読んでテーマのイメージをつかみ、講義でその理解を深める。授業後はリアクションペーパーで学びを振り返る。授業内では、テーマに基づいたディスカッションやグループワークも行う。 |
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授業計画(各回のテーマ等) | | | | | | | | | No | テーマ | 内容 | オンライン授業 | 授業外学修 | 時間数 | | | | | | | 1. | 現代社会と子ども家庭福祉① | 「保育の世界」が「子ども家庭福祉」という世界の中に存在していることを理解し、保育実践と子ども家庭福祉・社会福祉・社会保障制度との関係を知る。 | | 事前に教科書の該当箇所を読み、事後はリアクションペーパーをまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 2. | 現代社会と子ども家庭福祉② | 現代社会の中の子どもと家庭の実態についてデータをとおして学び、保育が児童福祉法のもとで社会的サービスとして法制化された経緯を学ぶ。 | | 事前に教科書の該当箇所を読み、事後はリアクションペーパーをまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 3. | 子ども家庭福祉の歴史的展開① | イギリス、アメリカの子ども家庭福祉の成立と展開及日本の古代から大正時代に書けての子ども家庭福祉の歴史について理解する。 | | 事前に教科書と補助資料の該当箇所を読み、事後はリアクションペーパー等をまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 4. | 子ども家庭福祉の歴史的展開② | 昭和期から平成前期にかけての子ども家庭福祉の歴史について学び、時代ごとに子どもの生活、家庭を取り巻く状況がどんなものだったか理解する。 | | 事前に教科書の該当箇所を読み、事後はリアクションペーパー等をまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 5. | 子ども家庭福祉に関わる国の施策 | 2000年から現在に至る日本の子ども家庭福祉施策について理解する。 | | 事前に教科書の該当箇所を読み、事後はリアクションペーパー等をまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 6. | 子ども家庭福祉の制度と法体系 | 子ども家庭福祉の制度を推進するにあたって基本的な役割を果たしている法律について整理しながら理解する。 | | 事前に教科書の該当箇所を読み、事後はリアクションペーパー等をまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 7. | 子ども家庭福祉を実施する行政機関、児童福祉施設等 | 子ども家庭福祉を支える行政機関、児童福祉施設について理解する。 | | 事前に教科書の該当箇所を読み、事後はリアクションペーパー等をまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 8. | 子ども家庭福祉の費用、専門職、ネットワーク | 子ども家庭福祉を推進するための財源、子ども家庭福祉に支える専門職、子ども家庭福祉におけるさまざまなネットワークについて理解する。 | | 事前に教科書の該当箇所を読み、事後はリアクションペーパー等をまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 9. | 子ども家庭福祉と権利擁護 | 子どもの権利擁護のために具体的にどのような取り組みが行われているか理解する。 | | 事前に教科書の該当箇所を読み、事後はリアクションペーパー等をまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 10. | 子ども家庭福祉施策の現状と課題① | 少子化の現状と少子化社会におけるこ育て支援サービスの概要を学び、多様な保育ニーズに対応する子ども・子育て支援新制度の概要を理解する。 | | 事前に教科書の該当箇所を読み、事後はリアクションペーパー等をまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 11. | 子ども家庭福祉施策の現状と課題② | 母子保健サービスの現状を理解するとともに、障害のある子どもへの福祉施策の動向を理解する。 | | 事前に教科書の該当箇所を読み、事後はリアクションペーパー等をまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 12. | 子ども家庭福祉施策の現状と課題③ | 子どもの健全育成の概念を学習するとともに、子ども虐待・DVに対応するための法制度やサービスの現状と課題を理解する。 | | 事前に教科書の該当箇所を読み、事後はリアクションペーパー等をまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 13. | 子ども家庭福祉施策の現状と課題④ | 社会的養護の概要を学習するとともに、ひとり親家庭への支援施策について理解する。 | | 事前に教科書の該当箇所を読み、事後はリアクションペーパー等をまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 14. | 子ども家庭福祉施策の現状と課題⑤ | 少年非行への対応、貧困家庭の子どもと家族への対応、外国籍の子どもとその家族への対応について理解する。 | | 事前に教科書の該当箇所を読み、事後はリアクションペーパー等をまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 15. | 子ども家庭福祉の援助活動 | 不登校、いじめ、自殺予防、性的マイノリティの子どもたちへの支援など、子どもと家族を取り巻く課題と保育者に求められる視点について考える。 | | 事前に教科書の該当箇所を読み、事後はリアクションペーパー等をまとめる。 | 4時間 | | | | | | |
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成績評価方法(方針) | | 期末試験50%と毎回授業後にまとめるリアクションペーパー等の取り組み50%で評価する。 |
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成績評価方法(詳細) | | | | | | | | 到達目標\評価方法 | 認知的領域 | 情意的領域 | 技能表現的領域 | 評価割合(%) | | | | | | 定期試験 | ◎ | 〇 | | 50%(期末試験) | | | | | | 授業内レポート | 〇 | 〇 | ◎ | 50%(リアクションペーパー等) | | | | | | 授業外レポート | ― | ― | ― | 評価対象外 | | | | | | 演習・実技 | ― | ― | ― | 評価対象外 | | | | | | 授業態度 | 〇 | ◎ | | 加味する | | | | | | 出席 | 欠格条件 | | | | | |
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レポートの実施・返却(方針) | | リアクションペーパー、レポートへのフィードバックは授業内でまとめて行い、全授業終了後に返却する。 |
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履修上の注意(受講学生に望むこと) | | ・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。 | 資格取得のための必修科目であるため、出席、課題等の提出期限及び評価の取り扱いは厳格に行います。 |
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関連科目 | | |
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教科書 | | | | | | | | № | 書名 | 著者 | 出版社 | 出版年 | | | | | | 01 | 子ども家庭福祉 | 伊藤嘉余子・澁谷昌史 | ミネルヴァ書房 | 2022 | | | | | |
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参考書 | | |
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オフィスアワー | | |
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GCR | | |
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その他 | | |
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備考 | | 感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、 大学の指示に従い受講して下さい。 |
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