実務経験の有無 | | 経済協力開発機構(OECD):ポリシーアナリスト、KDDI総合研究所:研究主査、LINE株式会社:上席研究員、総務省情報通信政策研究所:特別研究員を歴任 |
|
|
授業の概要 | | 本科目では、社会学の考え方について、その誕生から現在に至るまでの歴史的変遷をたどって考察していきます。社会学の諸理論は、その理論を提唱した各論者が生きた社会状況に大きく影響されています。本科目では、その様な社会構造の変化の過程からどの様に社会学の理論が形成されていったかについて概観していきます。さらにそれらの理論は、現在を生きる私たちにどの様に活かされるのかについて、皆さんと一緒に考えていきます。 |
|
|
DPとの関連性 | | |
|
. | | |
|
体育学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=895&name=taiiku |
|
. | | 健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
|
|
健康福祉学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=309&name=kenhuku |
|
. | | スポーツ栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
|
|
スポーツ栄養学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=440&name=eiyo |
|
. | | スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
|
|
スポーツ情報マスメディア学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=455&name=media |
|
. | | 現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
|
|
現代武道学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=470&name=gbd |
|
. | | 子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
|
|
子ども運動教育学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=435&name=kdm |
|
アクティブ・ラーニングについて | | | | | 課題解決型学習(PBL) | | | | 反転学習 | ■ | | | ディスカッション | ■ | | | ディベート | | | | グループワーク | | | | プレゼンテーション | ■ | | | 実習 | | | | フィールドワーク | | | |
|
|
授業の一般目標 | | 社会学の歴史的変遷をたどることにより、社会学の諸理論と社会状況との関係を浮き彫りにする。 社会学の諸理論をどの様に現代社会に活かすことができるかについて、自分の考えをまとめる。 |
|
|
授業の履修目標 | | | | | | 対象 | 領域 | 内容 | | | | ■ | 認知的領域 | 社会学の主要な概念や学説について説明することができるようになる。 | | | | ■ | 情意的領域 | 社会的通念や社会規範規範を踏まえて、社会学の諸理論を活かして社会に起きている諸事象を客観的に洞察しようとする態度を養う。 | | | | ■ | 技能表現的領域 | | | | |
|
|
授業の到達目標 | | | | | | 対象 | 領域 | 内容 | | | | ■ | 認知的領域 | 社会学の主要な概念や学説について説明することができる。 | | | | ■ | 情意的領域 | 社会的通念や社会規範規範を踏まえて、社会学の諸理論を活かして社会に起きている諸事象を客観的に洞察しようとする態度を持つ。 | | | | ■ | 技能表現的領域 | | | | |
|
|
ルーブリック | | | | | | | | | 評価項目 | 評価基準 | | | | | | 十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている | 十分に達成している 【履修目標】 | おおむね達成している | 最低限達成している 【到達目標】 | 達成していない | | | | | | 秀 | 優 | 良 | 可 | 不可・放棄 | | | | | | | 社会学の主要な概念や学説に関する知識 | 社会学の主要な概念や学説を基に、独創的な論述を展開することができる。 | 社会学の主要な概念や学説を基に、自分の考えを整理して述べることができる。 | 社会学の主要な概念や学説の要点を列挙することができる。 | 社会学の概念や学説のいくつかを説明することができる。 | 社会学の主要な概念や学説について説明することができない。 | | | | | | | 社会学の諸理論を活かして社会事象を客観的に洞察する態度 | 社会学の諸理論を活かして、社会に起きている諸事象を客観的に洞察し、その問題点を明らかにしようとする態度を持ち備えている。 | 社会学の諸理論を活かして、社会に起きている諸事象を客観的に洞察しようとする態度を持ち備えている。 | 社会学の諸理論を活かして、社会に起きている諸事象の問題点を考えようとする態度をもっている。 | 社会学の諸理論を現実社会に生じている問題に当てはめて考えようとする態度を持っている。 | 社会学の諸理論を現実社会に活かそうとする態度を持っていない。 | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |
|
|
授業計画(全体) | | 社会学の諸理論をどの様に現代社会に活かすことができるかについて、自分の考えをショートレポートにまとめるという作業を行うことにより、論理的な文章作成能力を身に着けることを目的とします。 具体的には、「主張」「根拠」「論拠」から構成される三角ロジックを用いた論述方法を学びます。 この三角ロジックによる文書技法を身に着けることは、他の科目のレポートや卒業論文執筆の手助けとなるでしょう。 |
|
|
授業計画(各回のテーマ等) | | | | | | | | | No | テーマ | 内容 | オンライン授業 | 授業外学修 | 時間数 | | | | | | | 1. | 社会学とはなにか | コントとマルクスから社会学を考える | | 次回授業の該当章の通読と要点の要約 | 4時間 | | | | | | | 2. | 社会における行為 | ウェーバー、理解社会学と行為の4類型について考える | | 次回授業の該当章の通読と要点の要約 | 4時間 | | | | | | | 3. | 行為論1:構造論の観点から社会を捉える | デュルケム、モノとしての社会、道徳の源泉について考える | | 次回授業の該当章の通読と要点の要約 | 4時間 | | | | | | | 4. | 相互作用論:社会のプロセス | ジンメル、形式社会学について考える | | 次回授業の該当章の通読と要点の要約 | 4時間 | | | | | | | 5. | 不自由とイデオロギー | イデオロギーおよびイデオロギー装置について考える | | 次回授業の該当章の通読と要点の要約 | 4時間 | | | | | | | 6. | 行為論2:社会成立の要因 | パーソンズ、行為の主意主義的理論について考える | | 次回授業の該当章の通読と要点の要約 | 4時間 | | | | | | | 7. | 構造論1:構造と機能 | パーソンズの構造機能主義、ルーマンの等価機能主義について考える | | 次回授業の該当章の通読と要点の要約 | 4時間 | | | | | | | 8. | 相互作用としての社会 | 現象学的社会学、シンボリック相互作用論、参与観察について考える | | 次回授業の該当章の通読と要点の要約 | 4時間 | | | | | | | 9. | 「自由」と「社会」の変質 | イデオロギーと現代政治の対立軸について考える | | 次回授業の該当章の通読と要点の要約 | 4時間 | | | | | | | 10. | 複合化する行為 | 合理的選択理論、コミュニケーション的行為について考える | | 次回授業の該当章の通読と要点の要約 | 4時間 | | | | | | | 11. | 近代社会の構造論的考察 | 再帰的近代、リスク社会、リキッド・モダニティについて考える | | 次回授業の該当章の通読と要点の要約 | 4時間 | | | | | | | 12. | プロセスと相互作用 | 贈与と交換の理論、エスノメソドロジー、社会構築主義について考える | | 次回授業の該当章の通読と要点の要約 | 4時間 | | | | | | | 13. | 複雑な社会を捉える1 | ブルデューの行為と構造の関係の再規定、ルーマンの行為コミュニケーションについて考える | | 次回授業の該当章の通読と要点の要約 | 4時間 | | | | | | | 14. | 複雑な社会を捉える2 | フーコーの観点から「生きづらさ」について考える | | 次回授業の該当章の通読と要点の要約 | 4時間 | | | | | | | 15. | 授業総括 | 社会学が現代社会に対して果たす役割について考える | | 期末の授業外レポート執筆に向けた本講義の学習内容のとりまとめ | 4時間 | | | | | | |
|
|
成績評価方法(方針) | | 授業参加およびディスカッションにおける発言10%、授業内レポート30%、授業外レポート(期末レポート)60%で成績を評価します。 レポートに対しては、授業内で全員に対するフィードバックを行います。 |
|
|
成績評価方法(詳細) | | | | | | | | 到達目標\評価方法 | 認知的領域 | 情意的領域 | 技能表現的領域 | 評価割合(%) | | | | | | 定期試験 | ― | ― | ― | | | | | | | 授業内レポート | ○ | ○ | ― | 30% | | | | | | 授業外レポート | ○ | ○ | ― | 60% | | | | | | 演習・実技 | ― | ― | ― | | | | | | | 授業態度 | ― | ○ | | 10% | | | | | | 出席 | 欠格条件 | | | | | |
|
|
レポートの実施・返却(方針) | | 反転学習として、 ①次回の授業の授業範囲の教科書の通読 ②その要点要約(約200字) の課題を出題してもらいます。 提出して頂いたレポートには、授業の中で全体総括を行うとともに、個々人にフィードバックします。 |
|
|
履修上の注意(受講学生に望むこと) | | ・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。 | 本講義では、反転授業形式によるアクティブラーニングを行います。授業の前に教科書の該当章(若しくは配布資料)を通読し、基礎知識を得た状態で授業に参加してもらいます。授業では、最初の60分間で皆さんが予習してきた内容について解説を行います。それを参考にして、課題の論旨をまとめます。それを踏まえ、残り30分間で、皆さんと一緒に課題に対するディスカッションを行います。ディスカッションに積極的に参加することで、プレゼン力や要約する力が身につくことでしょう。 |
|
|
関連科目 | | |
|
教科書 | | | | | | | | № | 書名 | 著者 | 出版社 | 出版年 | | | | | | 01 | 歴史と理論から学ぶ社会学入門 | 木村 至聖 | ナカニシヤ出版 | 2022 | | | | | |
|
|
参考書 | | | | | | | | № | 書名 | 著者 | 出版社 | 出版年 | | | | | | 01 | 社会学入門: 人間と社会の未来 | 見田 宗介 | 岩波書店 | 2006 | | | | | | 02 | プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 | マックス ヴェーバー (著), 大塚 久雄 (翻訳) | 岩波文庫 | 1989 | | | | | | 03 | 新版 議論のレッスン | 福澤一吉 | HK出版 | 2018 | | | | | |
|
|
オフィスアワー | | |
|
GCR | | |
|
その他 | | |
|
備考 | | 感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、 大学の指示に従い受講して下さい。 |
|