写真：朴澤学長から「卒業証書･学位記」を受け取る体育学科総代の渡邉まみさん(体育学科4年－新潟江南高校出)

　3月16日（土）、本学第五体育館で「平成24年度 仙台大学卒業式」（第43回体育学部「卒業証書・学位記」授与式並びに第14回大学院「学位記」授与式）が挙行されました。体育学部491名（体育学科295名・健康福祉学科91名・運動栄養学科70名・スポーツ情報マスメディア学科35名）及び台湾の台東大学との国際交流提携に基づく2回目のダブルディグリー制1名、並びに大学院スポーツ科学研究科16名のあわせて508名が所定の課程を修了し、「卒業証書・学位記」が授与されました。開式に先立ち、本来であれば今年度卒業予定でしたが、「東日本大震災」で犠牲になった学生2名に対し、会場にいる全員で黙祷を捧げました。そのうちの一人である佐藤加奈子さんの父親は「娘はきっと卒業式に出席したかったはず。体育教師になる夢を叶えてやりたかった」と話し、加奈子さんの写真を抱いて卒業式に列席しました。
　 また、スポーツ競技や文化活動等において、特に顕著な功績を挙げた方を表彰する「平成24年度学生表彰式」（平成24年度学生表彰受賞者参照）もあわせて行いました。
　宮城県の教員採用試験に合格し、4月から県内の中学校で保健体育教諭として勤務することになっているスポーツ情報マスメディア学科総代の高橋悠さん（スポーツ情報マスメディア学科4年－宮城県第二女子高校出）は「仙台大学の4年間は本当に楽しかった。1年間フィンランドのカヤーニ応用科学大学に留学したので、1年遅れの卒業となった。海外留学が自分を成長させてくれた」「4月からは、教師として期待と楽しみでいっぱい。仙台大での経験を大いに生かしたい」と力強く話しました。
　 卒業生のますますのご活躍とご健勝を祈念申し上げます。

＜平成24年学生表彰受賞者＞
http://www.sendaidaigaku.jp/pdf/20130318.pdf