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アメリカズカップ男子ボブスレー二人乗り、OB鈴木・黒岩(仙台大1年)組が7位-「下町ボブスレー」が国際大会で初滑走

[2013/03/11]
    ※写真:鈴木寛(前:パイロット)・黒岩俊喜(後:ブレーカー)組が「下町ボブスレー」を押しながら
     スタートする様子(写真提供=下町ボブスレーネットワークプロジェクト)

 3月6日(水)・7日(木)、米国のレイク・プラシッドで行われた「アメリカズカップ」男子ボブスレー二人乗り第8戦・第9戦で、日本代表のOB鈴木寛(マネックス証券/H8年体育学科卒-北海道・室蘭大谷高校出)・黒岩俊喜(運動栄養学科1年-神奈川・橘高校出)組が「下町ボブスレー」を使用し、国際大会で滑走しました。「下町ボブスレー」での国際大会滑走は、初めてとなります。結果は両日7位(出場国は1日目が11カ国20チーム・2日目が10カ国19チーム)。優勝は、両日とも韓国という結果となりました。
  ボブスレーイタリア代表はフェラーリ、ドイツ代表はBMWといった有名企業がボブスレーの開発をしていますが、日本代表はドイツ代表の中古のボブスレーを調達し、改良して競技に臨んでいるというのが現状。「下町ボブスレー」は、東京都大田区の金属加工が得意な中小製造業が中心となって日本人による日本人のための初の国産ボブスレーを開発し、2014年ソチ冬季五輪を目指す日本代表を応援しようというプロジェクトです。(詳細は、「下町ボブスレーネットワークプロジェクト公式サイト」をご参照ください。)
 下町ボブスレーで初滑走したブレーカーの黒岩は「初めて下町ボブスレーに乗って、振動が大きいことが少し気になったが、空力設計や軽量化が優れており、乗り心地は良かった。下町の製造業の方々の「情熱」と「真心」が込められたボブスレーに乗せて頂き、感謝の気持ちでいっぱい」「体重を増やし、脚力(スピード)を付け、精神面を鍛えることが今後の課題。下町ボブスレーに乗って、ソチ冬季五輪に出場したい」と語りました。
  今後も鈴木寛と黒岩俊喜、「下町ボブスレー」への熱いご声援を宜しくお願い致します。

<下町ボブスレーネットワークプロジェクト公式サイト>
 http://bobsleigh.jp/