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全日本大学サッカー選手権大会 総理大臣杯覇者・阪南大学に力負け

[2012/12/20]
 12月19日(水)、江戸川区陸上競技場で平成24年度第61回全日本大学サッカー選手権大会1回戦が行われ、仙台大学は、今夏の総理大臣杯覇者の阪南大学と対戦しました。
  仙台大学は立ち上がり1分、嶺岸光(体育学科3年-聖和学園高校出)がシュートを放ち、いつもの攻撃的なサッカーが出来ると思われましたが、相手の前からの早いプレッシャーに戸惑い、一方的に押し込まれる展開となりました。前半7分に失点。さらにセットプレーから前半33分に追加点を奪われました。そのまま0-2で前半が終了。
 後半、少しずつチャンスが出来てきた仙台大学。後半17分、15日の練習中に右足首を捻挫して、ベンチスタートとなった主将の蜂須賀孝治(ベガルタ仙台入団内定/体育学科4年-桐生第一高校出)を投入。蜂須賀は攻守の要であり、チームの精神的支柱の選手。蜂須賀の投入によって攻守のリズムが良くなってきました。最大のチャンスは、熊谷達也(全日本大学選抜/体育学科2年-柏レイソルユース出)のゴール前からのフリーキックでしたが、右ゴールポストに阻まれ決めきれず、また、途中出場の四分一龍之介(体育学科2年-前橋育英高校出)がミドルシュートを放ちましたがゴールポスト上を僅かに外れました。最後までゴールを追い続けた仙台大学イレブンでしたが、結果は0-2の完敗。シュート数も仙台大学が4本(前半1本・後半3本)に対し、阪南大学は14本(前半9本・後半5本)という内容。
  試合終了後、仙台大学の瀬川誠ヘッドコーチ(ベガルタ仙台からの派遣)は「相手の早いプレッシャーに仙台大らしいつなぐサッカーをやらせてもらえなかった。蜂須賀投入後は、選手達の気持ちが入った。蜂須賀はプレイだけでなく、声を出してチームに良い影響を与えてくれた。何回かはチャンスを作ったが、得点出来なくて悔しい」と試合を振り返りました。
  蜂須賀主将は「今日の出場は無理だと思っていたが、仙台大の白幡恭子トレーナー(全米アスレティックトレーナー協会公認アスレティックトレーナー)の献身的なケアのお陰で30分間試合に出場することができた。試合には負けたが、大学サッカーに悔いはない」と冷静に話し、「仙台大は1・2年生主体の若いチーム。仲良しサッカーではなく、チーム内で切磋琢磨する仲間・高め合う仲間という強い意識を持って普段の練習を大切にして、全国でも勝てるチームに成長してほしい」と後輩達に熱いメッセージを残しました。
 仙台大学サッカー部を支えて下さった皆様、試合会場まで応援に駆け付けて頂きました皆様に心から感謝申し上げます。
  今回の敗戦をバネにして、さらに強く逞しいチームになることをご期待頂き、今後とも仙台大学サッカー部への応援を宜しくお願い致します。

※写真上下:前半1分、果敢に攻め上がった嶺岸光(赤いユニフォーム・背番号14)がシュートを放つも惜しくも外れる