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北京オリンピック選手村へ

~千葉 惟(健康福祉学科4年)~

[2008/04/24]
 
  8月に開催される、北京オリンピックにおいてオフィシャルスポンサーでもある「日本マクドナルドホールディングス株式会社」を代表し、本学健康福祉学科4年の千葉 惟がオリンピック選手村へ派遣されることが決定しました。
  千葉がアルバイトしている、マクドナルドでは、お客様へよりよいサービスや調理技術を提供する質の向上のため、オ-ル・ジャパン・クルー・コンテストとよばれる製造から接客など8つに分かれた各部門においてコンテストを行っているそうです。
  毎年全国から13万人のアルバイトが参加し、部門ごとのスペシャリストを競うこのコンテストにおいて、東日本大会、全国大会と順調に勝ち進み、アッセンブル(パンの具材が出来てから包装までを担当)部門において、千葉は「オリンピック・チャンピオンクルー」として選出されました。そして今回、マクドナルド社から北京オリンピックの選手村で選手らに食事を提供するにあたり同社から日本を代表し派遣されることになりました。
  千葉は、「コンテストは、楽しみながら行いました。相手に喜んでもらえること、初対面の人とも、チームワークをすぐに組めることも学びました。この経験は就職活動にも活かせると思います。北京でも、いつもどおり楽しみながら喜んでもらえるサービスを選手たちに提供したいです」と話してくれました。
他にも、Co-ACT.(障害者スポーツサポート研究部)に所属している経験から、車椅子の扱いにも慣れているため障害者の方々へも、躊躇することなく手助けもできるなど、日頃から、千葉はアルバイト仲間へのよき手本にもなっているようです。
  将来は「障害者施設」への就職も希望しているといいます。4年生最後の夏に、世界中のオリンピック選手が集う選手村への派遣は彼女にとってかけがえのない経験になりそうです。