10月25日(火)、スケルトン競技での第1回冬季ユースオリンピック出場を目指している「伊達なSPORT PROJECT(
http://www.sport-project.jp/)」の3選手が、ユースオリンピック出場予選会が行われる北米に向けて出発しました。出発式にはご父兄にも参加いただき、選手たちから決意表明として「女性が一人なので不安はあるが、ユースオリンピックの出場権を獲得するために一生懸命頑張ってきます」(安藤早紀)、「家族や友人、協賛企業の方からの大きなサポートがあってここまできたので、その応援に応えられるようなレースにしたい」(野倉大貴)、「1ヶ月の海外遠征なのでケガをせず、堂々とした滑りをしたい。また、高校の授業に取り残されないよう現地でも勉強を頑張りたい」(佐藤弾)と述べました。プログラムの責任者である鈴木省三教授からは「ユースオリンピックの出場権獲得は大事であるが、それ以上に選手たちをケガなく無事に帰国させることが一番重要と考えています。選手たちには遠征を通して人間として一回り大きく成長してもらい、柴田高校や被災地となった東北地方にフィードバックできるものを得てきてもらいたい。その上で出場権が獲得できていれば言うことなしです」と話しました。
遠征期間は11月下旬までで、アメリカとカナダで開催されるユースオリンピック予選会全4戦に出場します。ユースオリンピックには、アジア・オセアニアから男女共に3名の出場枠があり、総合成績でアジア・オセアニアランキング上位3カ国に日本がランクインした場合、日本にはユース五輪の出場権が与えられます。
2年越しで取り組んできた選手育成の集大成が発揮されることへの期待と、選手たちが海外遠征を経ての成長が楽しみです。
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遠征期間:平成23年10月25日(火)~11月22日(火)
遠征場所:パークシティ/アメリカ(第1・2戦)、カルガリー/カナダ(第3・4戦)
1.選 手
野倉大貴選手(のくらひろき/柴田高校)
佐藤 弾選手(さとう だん/柴田高校)
安藤早紀選手(あんどうさき/柴田高校)
2.スタッフ
鈴木省三教授、栁谷怜兵新助手、野澤悠樹コーチ(本学0B)
3.スケジュール概略
10月26日~28日 滑走合宿
10月30日~ 4日 パークシティFIBTスケルトンスクール
11月 5日~10日 ユース五輪予選会第1・2戦(アメリカ)
11月13日~19日 ユース五輪予選会第3・4戦(カナダ)