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小笠原沙織さんが世界U-23ボート選手権代表に内定

[2011/06/02]
  漕艇部女子キャプテンの小笠原沙織さん(体育学科4年/北海道網走南が丘高校卒)が7月21‐24日にオランダ・アムステルダムで開催される世界U-23ボート選手権大会の代表に内定しました。出場する種目は女子クォドルプルで、この種目はオール2本を用いた4名の漕ぎ手が、コックス(舵を切る役割を果たす人)なしで距離2000mを競います。
  小笠原さんは「自分のセールスポイントは持久力と瞬発力」と話しており、実際にエルゴメータ(ボート漕ぎ式体力測定装置)でも学生1位の成績を残しています。「最近になってパワーを無駄なく艇に伝える感覚がわかってきた」と話すように、乗艇する度にタイムを伸ばしており、日本代表として世界での飛躍が楽しみです。
  6月1日(水)には阿部肇監督と共に朴澤学長にU-23代表内定の報告を行いました。

小笠原沙織さん
  仙台大学に進学したのは進路を決定する時期に、地元が同じ北海道である仙台大学漕艇部OGの久保佳子さん(平成19年度学部卒、21年度院卒)と練習を一緒にする機会があり、仙台大学を勧められたのがきっかけとなりました。元々、田舎育ちの自分には、自然に囲まれた仙台大学の環境は合っていました。監督・先輩に恵まれ、人としても成長させていただきました。世界U-23では日本代表としてメダル獲得を目標に頑張ってきます。また、その後に行われる8月のインカレでも仙台大学で成長した証をクォドルプルでの初優勝という形で残したいです。