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3年生保護者対象「保護者のための就活セミナー」を開催

[2010/11/30]
  バブル崩壊後の大氷河期といわれた就職環境以上の厳しさとなっている現在の就職線において内定を勝ち取るためには、「保護者の正しい理解と協力が不可欠」となっています。
  11月27日(土)に3学年の保護者を対象に「保護者のための就活セミナー」を本学として初めて開催しました。セミナーには遠く三重県をはじめ3年生の保護者190名(121家族)に参加頂きました。ガイダンスは2部構成で進められ、第1部ではCDA(キャリアディベロップメント・アドバイザー)有資格者である佐々木事務局長(兼 入試創職室室長)より、大学における就職支援の立場から「大学生の就職活動今昔と仙台大学生の就職の現状」について説明がなされました。近年の就職活動の環境変化や、仙台大学の就職対策と学生の実態についての説明後、「就職後も納得して働くには、学生が自ら職種を選択し、必死になって厳しい就職活動に立ち向かう必要があります。そのためには、大学だけでなくご家族のご協力が必要不可欠です。大学では学生だけでなく保護者からの相談に対しても常時、相談に乗る体制を整えておりますので、大学と家族の共同戦線を張り、お子さんを支えていきましょう。」と話しました。
  第2部では㈱ディスコ東北支社の菅野健郎氏より、専門家の立場から「大学生を取り巻く就職環境と就活における親の関わり方」題し様々なデータを元にお話を頂きました。「交通費などの就職活動費用は近年、企業側負担ではなく、本人負担が原則です。親に相談した学生ほど希望通りの就職先に入っているというデータがあります。これらは、家族の協力が学生の就職活動に大きく関わっていることを示します。是非、学生個人だけに任せるのではなく家族で立ち向かって下さい。」との話がありました。ガイダンス終了後には、教職員に熱心に相談する保護者の姿が多数みられました。
  本学では今後も保護者向けガイダンスを開催し、学生の就職活動に保護者と協力して全力で取組んでいきます。