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新体操競技部が研修のためベラルーシ共和国を訪問

[2010/07/01]
  6月13-20日に新体操競技部が研修のためベラルーシ共和国のミンスク市を訪問しました。ミンスク市は仙台市と姉妹都市となっており、本学も平成14年に同国の国立体育・スポーツ学院と国際交流協定を締結し、同国から新体操指導者を招聘するなどの交流を図っております。そして今回初めて、学生達が同国を訪問する運びとなりました。
  今回の訪問団は、朴澤学長を団長に、山口講師、新体操競技部の大山部長、丹羽監督、外国人指導者のマカロワコーチ、学生5名の総勢10名です。現地では、国立体育・スポーツ学院や地元のクラブチーム、世界的にたいへん有名なディナモクラブ(オリンピックセンター)で練習を行った他、ミンスク市長代行を表敬訪問したり小学校で交流を行ったりと、たいへん貴重な体験ができたようです。


主将の平間理奈(体育学科3年)
  ベラルーシ共和国は世界でも1、2位の新体操大国なので、訪問前から期待は大きかったのですが、期待以上の指導を受けることができました。
  普通では絶対に参加することができないディナモクラブにて練習も出来、嬉しく思いました。地元のクラブと大学にて、演技の構成のアイディアとして、より面白く、より点数が取りやすい構成にアレンジして頂きました。また、演技だけでなくウォーミングアップ(バーレッスン、ジャンプ)の指導もして頂き、たいへん多くのことを学びました。ベラルーシの選手たちは個々の能力が非常に高く、柔軟性はもちろん、手具の操作にも長けており、更に個々がオリジナルな動きを工夫していることに驚かされました。自分への自信と創造力、自分から学ぼうとする気持ちが日本人には欠けていると痛感しました。
  今回のベラルーシ研修は、多くの教職員や仙台市の方々に動いて頂き、実現したものです。この貴重な経験を無駄にしないように、チームとして成長していきたいです。