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カヤーニ応用科学大学との共同研究がスタート

[2010/05/25]
  本学とカヤーニ応用科学大学(フィンランド共和国)の国際共同研究「高齢者の健康・体力に関する日本人とフィンランド人との比較研究」が始動しました。この研究は日本人とフィンランド人の運動習慣をもつ65~74歳までの男女100名の体力測定・血液採取等を行い、両国間の比較考察を行います。①生活や運動処方の改善のための基礎資料を得ること、②健康や体力づくりの推進に貢献することを目的にしております。本学では以前に中国の東北師範大学と同内容の共同研究による研究成果を得ており、今回の研究により3国間比較も可能となります。
  宮城県及び柴田町など近隣市町村の協力を得て基礎データを収集します。5月20日(木)には、柴田町で主催する「体力づくり教室」の中で、40名の町民の方々に被験者となって頂き、第1回目のプログラムとして体力測定が行われました。両国で同一の測定方法をとるために、カヤーニ応用科学大学の先生と看護師の2名が来日し、測定法の確認も行われました。
  当日は東日本放送、宮城テレビ放送、河北新報社、朝日新聞社、産経新聞社が取材に入り、紹介されました。