３月１９日(金)にA棟大会議室において、平成２１年度学校支援ボランティア感謝状贈呈式が行われました。小・中学校での学習支援や部活動支援などを行った学生に仙台市・柴田町・岩沼市の教育委員会担当者から感謝状が贈呈されました。今年度表彰を受けたのは、仙台市３４名、柴田町９名、岩沼市２名の合計４５名です。
　 受賞後に学校支援ボランティアを代表して学生４名が感想を述べ、仙台市内の中学校で学習支援を行った植田 麻季(健康福祉学科４年)は、「ボランティア相談員として週１回相談室に待機し、そこに来る生徒の話を聞くのが主な仕事でした。相談室に来るのは、クラスや部活動に居場所がない生徒達で、その中には不登校の生徒もいました。そんな彼らと他愛のない話や、簡単なゲームをしてコミュニケーションを取る事で、相談室に来た時は表情が暗く、泣いていた生徒達が徐々に明るくなっていく事にたいへん喜びを感じました。不登校だった生徒が教室登校できるようになったという嬉しい出来事もありました。私の力は小さなものですが、相談室に来る生徒達にとっては大きな存在だったのかもしれません。学校支援ボランティアを通して、言葉の重みとコミュニケーションの大切を感じることができました。４月からは社会人ですが、言葉を大切にして生活していきたいと思います。ありがとうございました。」と感謝の弁を述べました。