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情報分析機器活用講習会

~国立スポーツ科学センター(JISS)の方を招いて~

[2007/12/19]
 本学スポーツ情報マスメディア学科は、12月1日(土)、2日(日)の両日、JISS (国立スポーツ科学センター)スポーツ情報研究部のスタッフを招き、同学科学生を対象に最先端の情報分析機器活用(ITリテラシー)講習会を開催しました。
 この講習会は、10月に仙台大学(スポーツ情報マスメディア学科)とJISSとの間で交わされた連携・協力事業に基づくものであり、JISSから、アテネオリンピック日本選手団情報戦略チームスタッフとして活躍した白井克佳氏と、ハンドボール日本代表チームの情報分析スタッフでもある小笠原一生氏が講師を務めました。
 
 今回の講習には両日あわせて学生約20名が参加し、1日目には分析ソフトを使った映像編集、2日目にはExcelを使用したデータ分析方法を学びました。この講習は、今後もシリーズで行い地域のスポーツ関係者にも参加を呼び掛けていく予定です。
 
今回参加した学生の話
○今までやってきた柔道だったらどのように使えばより効果的な分析ができるかという事を考えながら話を聞いていました。まだ使用方法がわからない部分もあったので使い方を覚えて競技の現場で使っていけばわかりやすいデータの提供につながるのではないかと思います。今回の講習を受ける前と後ではデータ分析に対する考え方がすごく変わりました。とても良い経験をさせていただきました。

○今回の講習で素材を編集した成果を説明する難しさを知りました。相手に理解してもらうため、説明する能力を向上させなければならないと感じました。今回行った編集のストロボ撮影やシンクロは自分の専門とするソフトボールや野球に大切な編集方法だと思いました。現段階で考えている事は投球フォームをシンクロさせて投げ方のバランスやリリースのポイントを分析したいと思います。

○情報分析の講習では、小さな情報をメンバーで話し合い工夫して情報をツリー状にまとめることなどを通して情報の質が飛躍的に上がっていたことにとても驚きました。エクセルの操作法も今まで自分が知らなかったことがあり、今後いろいろな目的にも活用できると思うので、もっと使いこなせるように頑張りたいです。