柔道部の田中美衣(体育学科4年)が、11月28~29日に中国・青島で行なわれた「柔道グランプリ青島大会」に女子63㎏級日本代表として出場し、金メダルに輝きました。田中は危なげない戦いぶりで順当に勝ち上がり、決勝戦で2007年の世界選手権70kg級チャンピオンのジブリズ・エマヌ(フランス)と対戦しました。試合序盤は、エマヌの強引な投げを凌ぐ場面がありましたが、有効ポイントでリードされて迎えた試合終了間際に田中の内股が見事に決まり、一本勝ちで優勝を決めました。
今大会の優勝で田中は200ポイント獲得し、現段階で女子63㎏の世界ランキング7位となっています。1月にランキング15位以内の選手だけで争われるマスターズへの出場権は12月の東京国際柔道(田中は不出場)の結果を受けてのランキング変動次第ですが、出場が見えてきました。
田中は12月12日(土)から香港で行われる東アジア大会へは女子コーチとして派遣される南條充寿先生とともに出場が決まっており、「もちろん優勝を狙います」と力強く話してくれました。
対戦相手 決まり技
1回戦 LEE(韓国) 一本勝ち(腕挫十字固)
2回戦 POLL(フランス) 一本勝ち(横四方固)
準決勝 VAN EMDEN(オランダ) 優勢勝ち(指導2)
決勝戦 EMANE(フランス) 一本勝ち(内股)