明治１２年に松操私塾として開設した本学園は今年で創立１３０周年を迎えたことを記念し、１１月１８日（水）に江陽グランドホテル（仙台市内）において学校法人朴沢学園１３０周年記念講演会・記念祝賀会が挙行されました。
　 約３００人もの方に出席いただく中、記念祝賀会では、前仙台市博物館長の佐藤憲一氏が調査資料を基に「朴澤氏の歴史」と題してご講演頂き、祝賀会では宮城県副知事の三浦秀一氏や、仙台市長の奥山恵美子氏にご臨席頂き、ご祝辞を頂戴しました。本学旧教職員もお祝いのため遠方から多数出席いただきました。
　 また、資料展示では裁縫技術を教授するための女子教育機関として開設した松操私塾開設（明治１２年）から現在に至る貴重な資料が数多く展示され、客員教授の伊達宗弘先生が収集された松操私塾の開設時の「朴澤三代治裁縫私塾開業願」をはじめとする貴重な資料は、伝統を後世に受け継ぐものとして価値ある蔵書となり、国立国会図書館や宮城県立図書館などにも寄贈されました。