硬式野球部の安田尚造（体育学科4年）が秋季リーグ最終戦となった東北福祉大学との試合（今月４日）で４回に中前打を放ち、仙台六大学野球リーグ史上初の１００安打を達成しました。安田は「今まで積み重ねてきたヒット1本でも欠けていれば達成できなかった数字。最終戦で達成できたのはめぐり合わせが良かった。」と、４年間戦った仙台六大学野球リーグに名を刻めた事を喜んでいる。森本監督も「リーグ戦はおよそ１０試合。４年間で８回のリーグ戦があるが、１季で１０本打てればよいとされるなか、安田は１３本平均で打ってきた。この数字は素晴らしい。」と、１度の首位打者に輝き、主将としてもチームを牽引してきた安田を称えた。
　 安田は尽誠学園高校出身。高校２年生の時には８番セカンドで甲子園の地を踏んでいる。本学では１年生からレギュラーに定着し、チームの中心選手として活躍してきた。「目標だったリーグ優勝を一度も果たすことができず、悔いが残らないかと言ったら嘘になります。しかし、チームメートは教員などの具体的な目標を持った者ばかりで、練習以外でもよい刺激になりました。このチームの中でプレーできたことは自分の財産です。」と話し、「後輩達には自分達がいけなかった全国大会出場を果たしてもらいたい。」と、自分が成し遂げられなかった夢を後輩に託した。


人名／やすだ　しょうぞう