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シマノレーシングが本学の施設において低酸素トレーニングキャンプ実施

[2009/08/28]
  日本のロードレース界をリードする「シマノレーシング」が8月10―21日の日程で本学の常圧低・高酸素室を使用しながら、トレーニングキャンプを実施しました。
  内丸講師が同チームのトレーニングアドバイザーを務めている事から、今回の実現に至り、内丸講師指導のもと、安全に十分配慮しながらトレーニングは進められました。
  トレーニングは主に大学半径150km圏内で行なわれ、トレーニング以外の時間のほとんどを標高2500m相当の酸素濃度(15.4%)の低い低酸素室に入って生活することで、心肺機能を高める目的(いわゆる高地トレーニング)で行なわれており、寝ている時も低酸素の状態が続くため、選手は熟睡できない日々が続いたようです。また、18日には標高2500mに相当する酸素濃度の状態で20分間にわたって高強度を維持するトレーニングを行い、終了後に乳酸量の測定が行なわれるなどして、科学的なトレーニングを実施しました。
期間中は運動栄養の学生が練習に帯同させて頂き、食事のサポートやトレーニング中に水分や栄養(補給食)を手渡すなどしました。また、トレーナーコースの学生が、チームの専属トレーナー活動の様子を見学し、プロチームの実際の現場を体験しました。

シマノレーシングのホームページでも本学での合宿の様子がアップされていますので覧下さい。
http://blog.shimanoreport.jp/blog/2009/08/post_ad6c.html
http://blog.shimanoreport.jp/blog/2009/08/post_fe50.html
http://blog.shimanoreport.jp/blog/2009/08/post_fe50-1.html
http://blog.shimanoreport.jp/blog/2009/08/post_fe50-2.html