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美深町とスポーツタレント発掘事業で相互協力協定を締結

[2007/10/31]
 10月26日に本学と北海道・美深町は、冬季スポーツ競技の有望選手発掘育成などを目指すタレント発掘事業への支援をはじめ、研究、教育など多面的な連携・協力を行うことで合意、協定書を取り交わしました。
 仙台大学と美深町はこれまでに、日本オリンピック委員会(JOC)のスポーツ基金(アクエリアス基金)による受託研究を通して、美深町が実施しているタレント発掘事業や、周辺地域と一体となって取り組もうとしている冬季広域タレント発掘タウン構想を対象に、教員グループを参画させるなどの協力関係を構築してきました。
 2006年2月に行なわれたトリノオリンピックにおいて日本はメダル一個という成績に終わるなど、冬季競技の国際競技力の低迷は深刻な状況にあります。こうした中、仙台大学では、今年度新設されたスポーツ情報マスメディア学科が中心となって美深町とその周辺地域が取り組む未来のメダリスト養成事業を支援しながら、運動栄養や健康福祉分野などからの連携・支援も視野に入れ、様々な事業を展開していくことで合意しました。
 今後、両者は連携する中でさまざまな課題を見つけ、さらなる協力関係を構築していきます。