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フィンランド短期留学

[2009/04/14]
  3月17―4月1日の日程で、第3回目となるカヤーニ応用科学大学(フィンランド)への短期留学を実施し、吉田美香子さん(運動栄養学科3年)が様々な経験を得て帰国しました。
  カヤーニ応用科学大学と本学は平成18年6月に国際交流協定を締結して交流を深めています。学生の短期留学もその一環で、今年5月にはカヤーニ応用科学大学の学生3名が本学でいろいろな授業を受けたり日本文化を学ぶ予定です。

吉田美香子(運動栄養学科3年)
  フィンランドでは授業の他、ダウンヒルスキー、スノーシューイング、ホームステイなどたくさんのことを経験し、多くの人たちにお世話になりました。
唯一苦労したのが、フィンランド学生に対して日本文化の講義2時間を任されたことです。数日前に講義するように言われ、何をするか悩みましたが、日本文化の折り紙を教えたり、名前をカタカナで書いてあげたり、数字の日本語での読み方を教えたりしました。講義をはじめるまでは苦労しましたが、クラスの皆が楽しみ、興味を持って取組んでくれたので嬉しかったです。
  フィンランドでは常に、日本との違いを意識して生活していました。授業での違いは、日本では先生が一方的に話し、学生が聞く講義のスタイルですが、フィンランドでは学生が質問や意見を先生にぶつけて異なる話に発展していったりもします。新しい意見がさらに新しい意見を生むので発展的で素晴らしいと感じました。
  スポーツでの違いは、日本では競技スポーツが主であるのに対して、フィンランドではコミュニケーションを深めるため、健康増進のためのスポーツであると感じました。
  今回の短期留学を通じて、英語というツールを使って他国の習慣・文化を体験したり、交流を持ちたいという想いが強くなりました。このような経験はなかなかできないので、他の学生の方にも是非留学してほしいと思います。