３月５日(木)に仙台ガーデンパレス(仙台市内)において第４回健康福祉研究会を開催しました。事例紹介では、２人の本学ＯＢから教員を目指す事になった大学でのエピソードや現在の職場での取り組み等について発表がありました。
　 特別講演では、文部科学省初等中等教育局参事官付 教科調査官の矢幅清司氏に講演頂き、高等教育機関全体での介護系の学校の充足率が４６％に達していないことについて、「この要因には、マスコミが介護職は３Ｋ(キツイ・汚い・給与が安い)との報道から、子供の進学選択時に保護者が介護系の学校を勧めない傾向がある。しかし、厚生労働省のデータでは、他の業種と比べても給料の差はありません。学校の教職員がこの事実を正しく伝える事も必要です。そして、なによりやりがいのある仕事だということです。」と語るなど、参加者も普段直接伺う事のできない興味深い話に耳を傾けていました。