昨年３月に国際交流協定を締結した韓国体育大学校との最初の事業として、２月９―１４日に両大学の女子柔道部が韓国体育大学校の施設において1週間の合同強化合宿を行いました。本学からは南條講師、南條和恵女子監督と3年生以下の19名の部員が参加しました。１１―１３日には朴澤学長と佐々木事務局長が視察を行った他、関係者と今後の両大学の交流について打ち合わせを行いました。

＜南條講師から報告＞
　 韓国体育大学校の女子柔道部は２４名の部員と２２名の指導者が在籍し、チョー・ミンソン氏はアトランタオリンピック女子66kg級のチャンピオンである。
　 韓国体育大学校の学生の中には韓国ナショナルチームの代表に選出されている者も数名在籍し、レベル的には本学よりも上であったこと、合宿期間中には仙台大学が来ていることを聞きつけた韓国ナショナルチームも参加したこともあり、学生にとっては貴重な経験をさせていただいた。特に日本とは全く違う柔道のスタイルを肌で感じることができたことは競技力のみならず、今後の柔道を考える上で大きな宝となったことであろう。
また、練習以外でも学生同士の交流もみられ、今後の関係を構築するための良い機会になった。