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第5回ハワイ大学スクーリング

~アスレティックトレーナーを目指して~

[2007/09/28]
本学では平成15年度からハワイ大学と提携してアスレティックトレーニング領域に関する研修や遠隔授業を行っています。今年も8月29日から4泊6日の日程で、ハワイ大学でのスクーリングを行い、学生22名及び引率者8名の合計30名が参加しました。
今回で5回目を迎えるスクーリングの特徴は、従来の講義、実習に加え、異文化コミュニケーションを目的とした現地の学生との国際交流、また、選手専用のウエイトトレーニング施設で、ストレングスコーチから、フリーウエイトやコーディネーショントレーニングの実技指導を受けるなど、新たな企画が加わったことです。大変幸いなことに、モントリオールオリンピックの4×100メートルリレーで金メダル、個人400メートルで銅メダルを獲得し、現在ハワイ大学アスレティックデパートメント最高責任者であるハーマン・フレッザー氏による、特別講義を拝聴する機会にも恵まれました。
当初、言葉を発するのもためらいがちだった学生達は、知っている限りの単語と身振り手振りを駆使し、自分の意思を伝えるため懸命に英語での「対話」にチャレンジ。
リーダーを務めた学生は「全てが勉強になりました。特に、水球のヘッドコーチが練習以外にもユーモアたっぷりに選手に接しているのを見て、コミュニケーションのとり方がうまいと感心しました。リーダーとしてチームをまとめる難しさや喜びを体験できたことも大きいです。」と話していました。
9月20日には学生による報告会が開催され、勉強の成果を発表すると共に、自分達の経験が次回参加する後輩達の少しでも役に立つよう、現在感想文や写真を編集する作業に励んでいます。