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田中美衣がブルガリア国際柔道大会優勝

[2009/01/28]
  1月24日(土)に行われた柔道のワールドカップ:ブルガリア国際大会63㎏級で田中美衣(体育学科3年)が優勝しました。国際大会優勝は昨年11月の中国国際大会につづいて2度目となります。
  柔道では2009年1月からランキング制度が導入され、オリンピックへの出場も大会の結果で得られる個人ポイントを積算してオリンピックイヤーの4月までにランキングの上位(14位まで)にいることが条件となります。大会も3段階で区別されており、上位からグランドスラム(1年間4大会、優勝者には300点)、グランプリ(6大会、200点)、ワールドカップ(9大会、100点)、となっています。
  今大会のワールドカップでは、北京オリンピック銅メダリストのウィルボーゼ(オランダ)らが出場している中、ノーシードである田中が得意の寝技でオール一本勝ちできたことはポイント獲得以上に大きな自信となったに違いありません。今後は立ち技での課題を克服し、更なるレベルアップを図ります。

田中美衣(体育学科3年)
  これまでは外国勢に力で押されて指導を取られポイントを失う事もありましたが、今大会は一度も指導を取られる事なく、思い通りの試合運びができました。全て寝技での一本勝ちなので、立ち技で決められる技をつくる事が課題です。