10月11、12日に日本武道館において平成20年度全日本学生柔道体重別選手権大会が開催されました。女子63㎏級では大会2連覇を目指す田中美衣(体育学科3年)が2回戦から登場し、3試合全てで一本勝ちを収め、決勝戦に進出しました。決勝戦の相手は今年のアジア選手権チャンピオンで昨年の講道館杯の決勝戦で田中が一本負けを喫している小澤選手（山梨学院大4年）でした。試合は序盤から相手に臆することなく攻め込む田中が小内刈でポイントをリードして優位に進めていました。しかし、向かえた試合終了1分前、場外際で再度放った小内刈が不十分となり、小澤選手に支釣込足で切り返され、惜しくも一本負けを喫してしまいました。全体的に田中が試合をコントロールしていただけになんとも惜しい敗戦となりました。
　 大会2連覇は逃しましたが、1年生より3年連続決勝進出という結果は見事です。11月に行なわれる講道館杯全日本体重別選手権大会と来年のこの大会でのリベンジに期待しましょう。