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山下泰裕全日本柔道連盟副会長が表敬訪問

[2016/10/11]
10月11日(火)、全日本柔道連盟副会長・強化委員長であり東海大学副学長の山下泰裕氏が仙台大学を表敬訪問されました。
山下副会長は学長室にいらっしゃると、2013年3月から2016年9月末まで全日本柔道女子監督を務めた、仙台大学南條充寿教授の功績に対し「全日本柔道の監督という重責を引き受け、全うするためには、所属先の理解と支援が欠かせません。南條先生より、仙台大学が監督就任に対して即決で快諾し全面的な支援をしてくださったと聞き、心よりお礼申し上げます。リオ五輪では南條先生から、何があっても己を信じ、選手を信じるという強い気迫を感じ、あのような好成績を残すことができました。2020東京オリンピックに向けておかげさまで若い選手が育ってきています。」と感謝の言葉が述べられました。
南條教授は「2013年3月16日、故斎藤先生の電話で全日本柔道女子監督就任の打診があった翌日に、当時、理事長兼学長だった朴澤理事長にご相談申し上げたところ、 その場で思い切ってやって来いと言っていただき、本当にありがたかったです。監督という責務がいかに大変なものか、なってみてはじめて痛感しました。得難い貴重な経験です」とこの3年間を振り返りました。
朴澤理事長が「1964年東京オリンピックで柔道が正式競技となったことを考えると、2020東京開催は原点に回帰し次の新たなスタートとなるものでもあり、柔道競技がオリンピックで日本のスポーツの象徴的な位置づけとなるような今後の4年間であって欲しいと考えており、これからも南條先生の持っている力をそのために活用ください」と話されると、山下副会長は「南條先生の経験は、今後も日本の柔道界のために活用させて頂きたいと考えており、同時に、仙台大学での学生指導や先生ご自身の学究のためにも、活かしていただきたいです」と応えていらっしゃいました。
阿部芳吉学長が「この船岡の地で、全日本の合宿などを行っていただけませんか?」と伝えると、山下副会長は「今朝、散歩した船岡城址公園あたりもとても良い場所ですね」と笑顔でおっしゃるなど、終始和やかなご訪問となりました。