このほど、「子ども運動教育学科」（定員40名）の設置が文部科学大臣より認可されました。平成29年4月に開設される運びとなります。

幼児期の子どもは体を動かし、音楽に親しみ、図画工作などを通して好奇心と想像力を養い心身ともに発育・発達していきます。
そのプロセスを、まず、体育学の領域で子どもの運動あそびの支援や助長の方式を学び、また、これを軸にして、併せて心身の発育・発達を促す子どもの保育と教育のあり方についても学修していくこと…すなわち、体育学に併せ、幼児教育学・保育学をも一体的に学修していくことが、新設の「子ども運動教育学科」での学修課題です。
この学科では、“スポーツが好き！”、“子どもが大好き！”という方々に、次のような新しいタイプの「幼稚園教諭」、「保育士」、「幼児体育指導者」の資格取得の道を開くこととしています。
また、少子化が進む中、地方では、少ない子どもをいかに良き人材に育て地方の創生につなげていくかが課題になっています。新学科では、体育・スポーツ健康科学、幼児教育学、保育学の分野での多彩な教員の顔ぶれを揃え、このような課題に取り組めるような学生を育てることにも力を入れていきます。

取得可能な資格（予定）

１）幼稚園教諭一種免許
幼児期の子どもの運動あそびの支援・助長方式を学び、併せて、幼児教育学・保育学を修得し、幼稚園での幼児教育や保育の指導を行える幼稚園教諭

２）保育士
保育現場における運動あそびの支援・助長方式を学びつつ、併せて、保育学を修得し、幼児期の子どもの保育に取り組める保育士

３）幼児体育指導者
地域社会や家庭での幼児期の運動あそびの重要性とその支援・助長のあり方について学び、また、必要な指導法を修得し、これをベースに幼児期の子どもの発育・発達を促す幼児体育指導者



なお、新学科の概要やカリキュラム、入試要項等につきましては、随時、ホームページ等で紹介して参ります。詳しいお問い合わせは、仙台大学入試創職室　電話0224-55-1017（直通）にお願いいたします。

（参考）文部科学省ホームページ〈平成29年度開設予定学部等一覧〉
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/daigaku/toushin/attach/__icsFiles/afieldfile/2016/08/26/1376289_02_2.pdf