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仙台大学「平成27年度学校支援ボランティア感謝状贈呈式」を開催

[2016/03/09]
 3月8日(火)、本学第五体育館大教室で「平成27年度学校支援ボランティア感謝状贈呈式」が開催されました。小・中学校での学習支援や運動学習支援、特別支援学級授業支援、親子レクリエーション支援などを行なった本学学生全員の名前が読み上げられ、仙台市・柴田町・岩沼市・名取市・大河原町・角田市・大崎市の各教育委員会の担当者から、代表の学生一人一ひとりに感謝状が手渡されました。
  感謝状贈呈式で岩沼市教育委員会学校教育課の奥野光正課長は、「子ども達にとって学生達は憧れの存在。子ども達は、憧れの背中を追いかけて成長していきます。学生の皆さんには、学校支援ボランティアの経験を、今後の人生の中で生かしてほしい」。名取市教育委員会学校教育課の荒明聖指導主事は、「鉄棒やマット運動など子ども達の苦手分野に一緒に取り組んでくれ、仙台大生にはとても感謝しています」。仙台市教育委員会教育指導課の猪股亮文主幹は、「仙台大生は積極的にコミュニケーションを図り、子ども達からも好評でした。子ども達との関わりを通して、有意義に成長してほしい」と学校支援ボランティアの学生たちに激励と感謝の言葉を述べられました。
 本学の阿部芳吉学長は、「震災から5年。学生たちの主体性が世の中を変えていく力になる。18歳から選挙権が与えられるようになり、学生たちの意見が求められるようになった。学校支援ボランティア活動をこれまで以上に活発に行なっていきたい。学生達へのご指導をぜひお願い申し上げます」と御礼の挨拶を述べられました。

  角田市教育委員会から感謝状を贈呈された二川目菜緒(ふたかわめ・なお)さん(健康福祉学科4年-宮城・塩釜高校出身)は、「利用者さんの笑顔がたくさん見たいと思い、4月から介護施設で働くことになりました。学校支援ボランティアで学んだ“人のために役立ちたい”という強い気持ちで、介護の現場でも体育大生らしく笑顔を大切にし、明るく元気な態度で頑張りたいと思います」と話してくれました。
 なお、今年度は、仙台市91名・柴田町19名・岩沼市35名・名取市51名・大河原町6名・角田市10名・大崎市2名の計214名の学生が感謝状授与者となっております。

※写真:角田市教育委員会の笹森泰弘教育専門監(中央)から感謝状を受け取った二川目さん(左)と大庭愛理さん(健康福祉学科3年-宮城・村田高校出身)(右)=仙台大学