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仙台大学の施設を拠点としたスケルトン選手育成事業―ユースオリンピックスケルトン日本代表の郷内翔選手(岩沼中2年)らが宮城県副知事を表敬訪問

[2016/02/05]
     郷内選手の健闘を祈って、固い握手が交わされた=宮城県庁
     左から:進藤コーチ・郷内選手・鈴木副学長・阿部学長

  2月12日からノルウェーのリレハンメルで開催される「第2回ユースオリンピック冬季競技大会」のスケルトン競技に日本代表として出場する郷内翔選手(宮城・岩沼中学校2年)と本学の阿部芳吉学長・鈴木省三副学長(ユースオリンピックスケルトン日本代表監督)・進藤亮祐新助手(同スケルトンコーチ)らが2月3日(水)に宮城県庁を訪れ、三浦秀一宮城県副知事に出場報告を行ないました。

 郷内選手は、公益財団法人東日本大震災復興支援財団からの支援を得て展開している「みやぎジュニアトップアスリートアカデミー」事業(将来、オリンピックや国際大会・国内トップレベルの大会で活躍するための資質をゴールデンエイジ(9~12歳)に身に付けるためのプログラム)の修了生で、現在は仙台大学の施設を拠点に活動を行なっています。同アカデミー事業の修了生で、ユースオリンピック出場は郷内選手が初めて。

  副知事表敬訪問の代表挨拶で鈴木副学長は「郷内選手のユースオリンピック出場までの道のりは平坦ではなかった。2年間、スケルトン競技に挑戦した本人(郷内選手)の努力は素晴らしい。スケルトン競技を通して人間力を磨き、復興を支える力を有する先導的な人材として活躍することを期待している」と話されました。続いて、郷内選手は「ユースオリンピックに出場する夢が実現できて本当に嬉しいです。感謝の気持ちを忘れず、お世話になった皆様への恩返しになる思いを込めながら、スケルトンの滑走に全力を注いできます」と力強く決意表明を述べました。
 三浦副知事からは、「ユースオリンピックを通して、海外で友人ができたりするなど、たくさんの素敵な思い出を持ち帰ってきて下さい。その先に本物の冬季オリンピックが見えてきます」と激励の言葉が述べられました。