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専門機器使い本学で体力測定―プロ野球楽天新人8選手

[2016/01/12]
     最大酸素摂取量を測定するオコエ選手=仙台大学スポーツ生理学実験室

 1月10日(日)、プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスの新人8選手(オコエ瑠偉外野手・茂木栄五郎内野手・堀内謙伍捕手・石橋良太投手・足立祐一捕手・村林一輝内野手・出口匠内野手・山田大樹内野手)が、本学で専門機器を使った体力測定を行ないました。東北楽天ゴールデンイーグルスの新人選手の体力測定は、選手それぞれの体力やコンディションの把握、練習メニューの設定などの参考にするために、本学で6年前から実施されています。新人選手たちは、最大酸素摂取量(全身持久力の指標)と脚筋力の測定を行ない、ドラフト1位のオコエ選手(=写真)も苦しそうな表情を浮かべながら取り組んでいました。

  今回の体力測定では、本学の高橋弘彦教授、内丸仁・竹村英和の各准教授、山口貴久・高橋陽介の各講師が測定指導を行ない、本学体育学科トレーナーコース及びアスレティックトレーナー部の学生らが測定補助を行ないました。
 脚筋力の測定補助を行なったアスレティックトレーナー部の野澤照平さん(体育学科3年-栃木・大田原高校出身)は、「楽天の体力測定の補助を行なったのは、今回で2回目です。選手たちに理解してもらえるよう、分かりやすい言葉での説明を心がけました。今後のトレーナー活動に生かしていきたいです」と話し、本学の山口講師は「スポーツ科学の教育研究機関として、本学の専門機器を使った楽天との連携・協力を通して、チーム強化や成績向上に繋げてほしい。トレーナーを目指す学生たちの実践教育の場になっている」と語りました。