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男子サッカー部、創部以来初の3冠達成!―15年連続32回目のインカレ出場へ

[2015/11/04]
優勝を果たし3冠ポーズをとる仙台大イレブンら=岩手県営運動公園多目的運動場

 11月3日(火)、岩手県営運動公園多目的運動場(岩手県盛岡市)で「第40回東北地区大学サッカーリーグ最終節」が行われ、仙台大学が岩手大学を3-0(前半1-0、後半2-0)で破り、優勝(8勝2分)を果たしました。これで本学男子サッカー部は、15年連続32回目のインカレ(第64回全日本大学サッカー選手権大会)出場の切符を手にしました。

  仙台大学は前半16分、DF石橋理志選手(体育学科3年-群馬・前橋育英高校出身)のスローインからFW堺俊暉選手(体育学科4年-神奈川・相洋高校出身)がグラウンダークロスを上げ、FW宮澤弘選手(体育学科2年-柏レイソルユース出身)がダイレクトに合わせて先制。後半14分には、ゴール前のこぼれ球に素早く反応したMF蓮沼翔太選手(体育学科4年-柏レイソルユース出身)が、相手DFを交わし技ありの2点目。さらに後半42分、攻守において躍動していたDF川上盛司選手(体育学科2年-鹿島アントラーズユース出身)が3点目のゴールを挙げ、試合を決定づけました。先制ゴールを挙げたFW宮澤選手(同)は「今日の試合は、勝つことしか考えていなかった。ゴールシーンは(良いクロスが来たので)決めるだけでした」と試合を振り返りました。

 本年度の本学男子サッカー部は、「総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント東北地区予選」、「天皇杯全日本サッカー選手権大会宮城県予選」も制しており、1968年の創部以来初となる3冠を達成しました。10年前、天皇杯に初出場した2005年度は、総理大臣杯予選・インカレ予選ともに優勝を逃していました。また、その後は幾度も総理大臣杯予選とインカレ予選で優勝しながらも天皇杯の出場権を獲得できず、3冠達成は目標としながらも高い壁となっていました。
  悲願の3冠を達成した吉井秀邦監督は「今年のチームは、総理大臣杯・天皇杯・インカレと全ての予選を制し3冠を達成したということで、最強世代だと思っている。このチームでインカレに挑戦できる権利を得たことは、凄く楽しみであり自信を持って臨むことができる」と喜びを表しながらも、落ち着いた様子で次(インカレ)に向けての抱負を述べられました。

 インカレは、12月8日(火)から町田市陸上競技場(東京都)等を会場として開催される予定です。また、上記の大会の他に、男子サッカー部のBチームが「東北地区大学総体」・A2チームが「インディペンデンスリーグ」で優勝を果たしており、東北地区で本学男子サッカー部がその実力を轟かせた一年となりました。
  引き続き、本学男子サッカー部への熱いご声援をよろしくお願い致します。

<記事・写真:スポーツ情報マスメディア学科 溝上拓志新助手提供>