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「放課後先生」開始式―教員志望の仙台大生を学校現場に派遣

[2015/09/10]
     「放課後先生」開始式の集合写真=船岡小学校

  9月7日(月)、柴田町立船岡小学校で「放課後先生」開始式が行なわれました。開始式には、本学からは阿部芳吉学長【写真前列中央】・青沼一民教授(教職支援センター長)【左から2人目】・久能和夫教授【左端】及び教員志望の仙台大生10名が、柴田町の小中学校からは青田穣校長(船岡中学校長/柴田町校長会会長)【右から2人目】・鈴木均校長(船岡小学校長)【右端】が出席されました。

 「放課後先生」の事業目的は、文化のまち・教育のまち「しばた」の教育資産(仙台大学)の活用を図り、児童生徒の学力や体力・運動スキル向上と仙台大学と柴田町の小中学校の交流を図ること。柴田町の小中学校9校に教員志望の仙台大生が出向き、放課後を利用した児童生徒への学習支援を行なうことにより、体力・運動スキルの向上が見込まれます。また、仙台大生は、指導スキルの向上が期待されます。

  阿部学長は「知・徳・体の三拍子揃った子どもたちを育成するために、仙台大学の力を結集してお手伝いをしたい。柴田町の特色ある教育の実現に向けて取り組んでいきたい」と話され、船岡小学校の鈴木校長は「仙台大生は学校現場の生の様子を肌で感じ、児童生徒との交流を深め、実践経験を積んでもらいたい。仙台大学とはWin Winの関係を構築したい」と述べられました。
 教員志望の仙台大生を代表して、田中理沙さん(体育学科4年-青森南高校出身)は「今日集まった仙台大生は、教師になりたい気持ちが人一倍強い学生たちです。机上だけではなく、体育系大学の学生として、運動面でもお役に立てるよう努めたいと思います」と抱負を話しました。

  なお、「放課後先生」は、柴田町の小中学校9校のうち、柴田小学校と船迫中学校は本年度当初から先行して実施しています。9月から船岡小学校を含む残り7校でも開始します。