仙台大学ホームページへ

陸上競技部、佐々木琢磨選手(健康福祉学科4年)が「日本聴覚障害者陸上選手権」の100mと200mを自己新で制す

[2015/07/29]
 7月18日(土)、正田醤油スタジアム群馬(群馬県前橋市)で、「第12回日本聴覚障害者陸上競技選手権大会」が行なわれました。本学陸上競技部の佐々木琢磨選手【写真】(健康福祉学科4年―岩手・盛岡聴覚支援学校出身)が100mと200mに出場。2種目で自己ベストを更新(100m10秒88/200m22秒51)し、見事優勝を果たしました。佐々木選手は、5歳頃から両耳に重度の聴覚障害を持つアスリート。大会の感想と今後の課題、抱負について佐々木選手にお話を聞きました。

 優勝した時の心境は―
 3年ぶりに自己ベストを更新することができ、とても嬉しかったです。大学1年の頃から怪我が多く、自分が思っているように練習できない時期もありましたが、諦めずに競技を続けてきた成果だと思います。

 課題は―
 50mからの走りに課題が残りました。左足の地面を蹴る力が弱いので、右足への負担が大きく、疲れが溜まりやすいです。左右の足の使い方のバランスを意識しながら、効率の良い練習を心がけていきたいと思います。
 
 今後の抱負は―
 「第49回全国ろうあ者体育大会in京都」(9月19日・20日)で、10秒6を出したいです。また、「第8回アジア太平洋ろうあ者競技大会」(10月1日~11日/台湾・台北)に出場し、好成績を収められるよう練習に励みたいと思います。応援よろしくお願いします。