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樹氷を溶かすほどの熱気の中、平成26年度スキー実習が無事終了!

[2015/03/10]
 平成26年度「スキー実習Ⅰ」が、山形県蔵王温泉スキー場にて行われた。第一団は2月22日~25日、第二団は2月25日~2月28日、それぞれ3泊4日の日程で実施された。実習生は、8名から11名の男女・学科・部活混成班に振り分けられ総計354名(一団18班編成175名、二団18班編成179名)の参加となった。スキー滑走ではスキーの基礎技術と理論の習得、宿舎においては、集団生活における秩序と規律ある態度を身につけることを目的とした。スキーの指導は本学教員6名、インストラクター13名、TA1名、補助学生18名が指導にあたった。

  実習は当初、天候面の不安もあったが、期間中は大きく崩れることなく、安全に行うことができた。今回の実習は、過去最多の人数の中行われたこともあり、スキー技術のレベルに差があり、実習開始初日は第一団、二団ともに約半数のグループがスキー板を着けて歩く等の基本的な動きに重点を置き実習を進めていた。しかしながら、二日目以降はみるみる上達を遂げ、あっという間に基本的な滑走技術を身に付け、最終日のデモンストレーションでは、各班が趣向を凝らし、見事な集団滑走を披露してくれた。特に、デモンストレーションの最後の決めポーズがうまくいった班の達成感に満ちた顔は、実習を運営する立場の教員として、大変嬉しいものであった。

 最後に、これだけの大人数の実習でありながら、大きな事故なく実習を終えることができたのは、入念な準備と、指導にあたっていただいた教員、インストラクター、滞在期間中にお世話していただいた宿泊施設の関係者の皆様のおかげである。この場を借りて御礼を申し上げるとともに、本実習の報告としたい。

<報 告:助教 桑原康平>