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本学の学生と教員が合同でFD研修会を開催

[2015/01/23]
     学生と教員が一緒に授業の現状や課題について模造紙にまとめる様子=仙台大学

  1月20日(火)、本学A棟2階大会議室で「学生・教員合同FD研修会」が開催され、本学の1年生~3年生までの学生15名と教員10名が、「有意義な90分の授業に向けて」というテーマで、授業(講義・実技・演習)について話し合いを行ないました。(FD(ファカルティ・ディベロプメント)とは、教員が授業内容・方法を改善し向上させるための組織的な取組の総称。)
 最初に、本学教育改善企画委員の笠原岳人准教授からテーマと趣旨が説明され、学生と教員が混合の5グループを編成。授業の現状や課題について、グループごとにディスカッションを行いました。その後、各グループで意見を集約し、「共有」に向けてのまとめの作業が行なわれ、最後にグループごとに発表が行なわれました。

  各グループからの発表終了後、本学教育改善企画委員長の粟木一博教授は「教育のマネジメントに関する内容の意見が多かった。授業の進め方を振り返ることができた。学生の理解を促進するための工夫をしていきたい」「カリキュラムのあり方や授業の組み立て方を検討し、学習内容の順次性と科目間の関連性を示していくことが必要であることを強く感じた」と講評を述べられました。
 宍戸香菜子さん(健康福祉学科2年―仙台東高校出身)は「日頃思っていたことを話すことができて良かったです。授業の改善に少しでも貢献できたら嬉しいです。このような機会の提供は、学生の意欲も湧くので、ぜひ続けてほしいです」と話しました。