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みやぎ消防出前講座in仙台大学を開催

[2015/01/15]
     心臓マッサージと人工呼吸の練習をする学生=仙台大学第四体育館

  1月14日(水)、本学第四体育館で「みやぎ消防出前講座」(主催:宮城県消防課消防班)が開催され、本学現代武道学科の学生が参加しました。同講座は、地域の安全・安心を確保する上で、消防団が抱える課題について理解を深め、大学生の消防団への入団機運の醸成を目指すことを目的として開催されました。

 消防団員として長年活動されている柴田町消防団の佐藤賢一団長は、「消防団は、地域密着性、要員動員力、即時対応力という特徴を活かし、地域における消防防災のリーダーとして、平常時・非常時を問わずその地域に密着し、住民の安心と安全を守る重要な役割を担います。地域のために、一緒に活動しましょう」と訴えました。
  仙南地域広域行政事務組合消防本部の大宮裕治氏と上遠野裕深氏の救急救命士からは、救命処置、心肺蘇生、AEDの使用、止血法、その他の応急手当について学びました。学生たちは、心臓マッサージや実際にAEDも使い、緊急時の一連の対応を練習しました。

 大久保成実さん(現代武道学科2年―仙台三桜高校出身)は、「消防団の方のお話では、地域の人と人とのつながりの大事さを知りました。AEDは初めて使いました。心臓マッサージやAEDを使用し、正しい処置の仕方が学べて良かったです」と話しました。