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学生3名が中国へ国費留学

[2008/08/29]
                           左から日野・笹井・金井

  3名の学生が中国へ国費留学生として派遣されることが決まりました。これは日中青少年交流年の一環で、本学と協定関係にある2大学から要請を受けたものです。
  国費留学は学費、寮費、教材費、生活費などの奨学金が最長5年間支給され、1年目は語学留学、2年目からは学部・大学院でそれぞれ学ぶことになります。


●笹井善仁(大学院1年) 上海体育学院/留学期間:3年
  所属する漕艇部の阿部監督の世界各国の話を聞くにつれ、自分も海外での生活を経験したいと強く思っていました。
  近年、中国ボート界はヨーロッパのコーチを招聘するなどレベルを上げており、上海は中国のボート拠点ともなっています。将来は教員としてボート部の指導や、ボート競技普及に関わりたいので、コーチングについて学んで来たいと思います。

●日野晃希(大学院2年) 東北師範大学/留学期間:3年
  大学院入学前から海外に出たい希望は持っていました。
現在取組んでいる修士論文では学校体育を研究テーマにしているので、その中でも興味のある中国体育の変遷を中心に研究してきます。
  今回の国費留学は大学と大学、国と国のつながりがあるので、重責を感じています。仙台大学の学生・院生の代表として研究に励んできます。

●金井弘順(運動栄養学科2年) 東北師範大学/留学期間:5年
  手に職をつけたほうが良いと思い、明成高校調理科に進んで調理師免許を取り、大学では教員免許取得と栄養士を目指していました。しかし、“このままでよいのか”という自問がありました。そんな折、留学の話を頂いて見聞を広げ、スキルアップのチャンスだと思いました。
  このような機会をいただき、今まで接することがなかった先生方にもお世話になりました。ご恩を裏切らず、5年で帰国できるように頑張ってきます。