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地元・気仙沼市から「スポーツ栄誉賞」受賞―陸上競技部・加藤由希子選手(健康福祉学科3年)

[2014/11/17]
菅原市長から「スポーツ栄誉賞」の盾を受け取る加藤選手(右)=気仙沼市役所

 11月16日(日)、気仙沼市役所で「平成26年度気仙沼市スポーツ顕彰授与式」が行なわれ、本学陸上競技部の加藤由希子選手(健康福祉学科3年―宮城・気仙沼女子高校出身)が「スポーツ栄誉賞」を受賞しました。加藤選手は、昨年7月にフランスのリオンで開かれた「2013IPC陸上競技世界選手権大会」のやり投げで日本新記録で銅メダルを獲得。その功績が認められ、加藤選手の地元である気仙沼市の菅原茂市長から盾と賞状が贈られました。
  過去に同市の「スポーツ栄誉賞」を受賞したのは、千田健太選手(ロンドン五輪フェンシング男子団体銀メダル)・菅原智恵子選手(ロンドン五輪フェンシング女子個人・団体7位入賞)・佐藤真海選手(3大会連続でパラリンピック陸上競技走り幅跳び出場)の3選手のみです。

 加藤選手は授与式の前に、先月行なわれた「2014仁川アジアパラ競技大会」の陸上女子砲丸投げ(世界新記録を樹立)と円盤投げ(大会新記録)で2冠を達成したことを菅原市長に報告。市長から「向かうところ敵なしですね。被災地・気仙沼に元気と勇気を与えてくれました。まだまだ記録を伸ばし、体に気をつけて頑張ってくださいね」と賞賛と激励の言葉を頂きました。加藤選手は「来年ドバイで行なわれる世界選手権とリオデジャネイロ・パラリンピックを目指して頑張ります。今の結果に満足せず、さらに上を目指します」と今後の目標を力強く話しました。