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陸上競技部、加藤由希子選手(健康福祉学科3年)が仁川アジアパラ大会・女子砲丸投げで世界新記録樹立

[2014/10/31]
     左から藤井部長・朴澤理事長・加藤選手・阿部学長=仙台大学

 「インチョン2014アジアパラ競技大会」の陸上・女子砲丸投げ(片腕切断・機能障害)で12m21をマークし、世界新記録で金メダルに輝いた本学陸上競技部の加藤由希子選手(健康福祉学科3年―宮城・気仙沼女子高校出身)の記者会見が、10月30日(木)本学において開催されました。会見には、朴澤泰治理事長・阿部芳吉学長・藤井邦夫部長・加藤選手が臨みました。

  藤井部長は「加藤は、やり投げ・円盤投げ・砲丸投げの日本記録保持者でもある。上り調子で、これからが楽しみな選手。2年後のリオデジャネイロパラリンピックでも戦える力は十分ある。2020年の東京パラリンピックも視野に入れて頑張ってほしい」と話しました。

 左腕が義手の加藤選手は、「私は気仙沼市の出身です。被災地でありながら多くのご支援・応援を頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。2020年の東京パラリンピックまで競技を続け、東京パラリンピックの砲丸投げで世界新記録を更新して金メダルを獲得することが目標です」と感謝の言葉とさらなる活躍を誓う言葉を述べました。
  引き続き、加藤選手への熱い応援をよろしくお願い致します。