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仙台大学から北京五輪へ

[2008/07/28]
  仙台大学の教員4名が、8月8日に開幕する北京オリンピックで日本代表選手をサポートする五輪スタッフとして現地入りします。
その4名とは・・・
勝田隆教授、小西裕之准教授、南條充寿講師、石丸出穂助教で、それぞれの専門的立場から日本のメダル獲得のために選手をサポートします。

勝田隆教授http://www.sendaidaigaku.jp/teacher/kyoin/katuta.html
  日本オリンピック委員会(JOC)の本部役員(情報担当)として北京に入ります。勝田教授はJOCの情報・医・科学専門委員会副委員長と、JOCゴールドプラン専門委員会副委員長を務めています。
チーム・ジャパン(日本選手団)の戦いはもとより日本の競技力向上のために、国立スポーツ科学センターと密に連絡を取りながら活動します。

小西裕之准教授http://www.sendaidaigaku.jp/teacher/kyoin/konishi.html
  体操競技解説者として北京入りします。体操に精通している人のみならず初心者にもわかる明快な解説に定評があり、アテネオリンピックでも「栄光の架け橋」という名台詞の横で声を振るわせ、懸命に涙をこらえて解説を続けていた小西准教授。北京オリンピックでも日本体操界を愛する“熱い”想いで、日本中に感動を伝えます。“体操ニッポン”の素晴らしい演技。そして小西先生の解説にご期待ください。

南條充寿講師http://www.sendaidaigaku.jp/teacher/kyoin/nanjo.html
  南條講師は柔道選手団の総務コーチとして、全てのスケジュールを管理する重要な役割を担います。既に、現地の下見を済ませており、選手団の行動予定を立て、考えられる全てのリスクへのシミュレーションを済ませているそうです。選手がストレスを感じない環境をつくることで柔道選手団を支えます。アテネオリンピックにつづくお家芸:柔道のメダルラッシュに期待しましょう。

石丸出穂助教http://www.sendaidaigaku.jp/teacher/kyoin/ishimaru.html
  石丸助教は男子バレーボールのアナリストとして北京に入ります。16年ぶりにオリンピック出場を決め、日本が歓喜した最終予選。植田監督のトレードマークとも言えるイヤホンに情報を流し続けていたのは4名のアナリスト。その一端を担っていた石丸助教。北京オリンピックでも情報という武器で悲願のメダル獲得に尽力します。

なお、本学のスポーツ情報マスメディア研究所も情報の分野で北京オリンピックに携わります。
  本学も提携している国立スポーツ科学センター(JISS)はオリンピック開催期間、勝田先生のいる北京のJOC本部の依頼に対して情報を収集・分析・報告する役目を務めます。粟木准教授はスタッフとしてJISSに入ります。スポーツ情報マスメディア研究所にも研究所スタッフ・学生が常駐し、JISSからの依頼を受けます。
ここ柴田町に所在する仙台大学もオリンピックと関わっています。
  今大会では残念ながら本学関係者の選手での出場はありません。本学は冬季五輪には多くの選手を輩出していますが、夏季五輪への出場は、シドニー五輪でトライアスロンに出場した小原工さん(昭和63年度卒)、アテネ五輪で陸上競技400mリレーに出場
した佐藤光浩さん(平成12年度卒)のお2人で、2012年のロンドンオリンピックへ向け早くも未来の選手たちへ、夢のバトンが引き継がれます。